
株式投資で失敗してからはずっと投資はしていませんでしたが、3年前から投資を再開しました。
突然投資の話になっちゃいますが、年を重ねるごとにお金の不安が増すばかりなので、投資について真剣に考えるようになりました。そしてある過去の失敗や投資について真剣に学んでみたところ、ある重大なことに気づきました。
それは、投資のリスクというものは、やり方によってはほとんどゼロに近いということ。
この記事では自身が過去の失敗から学んだことを基に、低リスクで資産を増やす投資方法について解説しています。
「老後に備えて少しでも資産を増やしておきたい」という方は是非参考にしてみてくださいね。
それでは下記の【ご注意】について同意していただいた方のみ、このまま読み進めてください。
Contents
安心して資産を増やす投資方法とは?
安心して資産を増やすためには、当たり前ですが失敗しやすい投資方法をやらなければいいわけです。
失敗する投資方法とは全く逆の方法で投資すれば資産を増やすことができるはずですね。
自身の過去の失敗や、改めて投資について考え直して分かったこと。それは、投資信託で米国か世界の株式に長期投資することで、安心して資産を増やすことが可能だということです。
ちなみに、ここで紹介する自身の投資方法は、井上はじめさんの書籍「33歳で手取り22万円の僕が1億円を貯められた理由」の内容と、ほぼ一致した考えになりました。
それでは、自身の過去の失敗談からひとつひとつ解説していきますね。
私の投資の失敗談
自身は10年くらい前に株式投資をしたことがあったんですが、当時100万円ほど日本の某企業の株をいくつか所有していましたが、どれもさっぱり。(泣)
損切りしたり、塩漬け株になったものも・・・。
みるみるうちにマイナス50万円になってしまい、残金で投資できる欲しい銘柄もなくなってきたので、それからは株式投資は一切やらないことにしていました。
資産を増やすつもりが、見事に働いて稼いだお金を失ってしまうことになりました。
まあ、今考えればド素人がいきなり個別銘柄を買って、しかも短期的に利益をあげようとするんだから失敗して当たり前なわけですが(笑)
失敗する投資方法は?
自身が失敗した投資方法がどんなものなのか、もう少し具体的に解説していきますね。つまり、「コレをやっちゃダメですよ!」っていうお話です。
以下が私がやってしまった投資方法です。
- チャートだけ見て短期でトレードする
- 個別の会社の株を買ってしまう
- 日本企業の株を買ってしまう
これらの方法で投資すると失敗しやすいので、これとは全く逆のことをやれば高い確率で成功するはずです。
では、なぜこれらの方法では投資に失敗するのか説明していきます。
チャートだけ見て短期でトレードする
単純な話、株は値下がりしたら買って、値上がりすれば買うという行為を繰り返せばいいのですが、これがそう簡単にはいきません。
素人がちょっと本を読んだ知識で短期トレードで勝負するなんて最もやってはいけない典型的な失敗パターンです。ちなみに短期で売買する方法は投資ではなく投機といいます。
1発だけならラッキーヒットがあるかも知れませんが、短期的な売り買いで勝ち続けることがまず不可能。
例えばプロの野球選手でも打率は3割がいいところ。勝率を5割以上でずっと勝ち続けるなんてことは無理ゲーでなわけです。平均の株価が上がり傾向なら勝ち続けることもできそうですが、下げ相場になったら負け続けることは必然です。
チャートのトレードで勝ち続けることができれば伝説のトレーダーになれるらしいです。
あたかも「短期トレードで簡単に儲かる」みたいな書籍がたくさんありますが、実際のところさほど参考にはなりません。過去のチャートで解説しても、これは結果を見てから解説しているんだから正しい分析ができるのは当たりまえです。
どれほど優秀な投資家でも短期的な未来のチャートの行方なんて分かりっこないわけですね。
個別の会社の株を買ってしまう
1社だけの株を買うと、その会社の株価が下がったらまともにダメージを受けてしまいます。
仮に順調に株価が上がっていたとしても、ちょっとしたことで株価はスグに下がってしまうので1社の株に集中投資するにはハイリスクです。
よく、「卵を一つのカゴに盛るな」とは言いますが、まともな投資家やファンドマネージャーも声を揃えて言ってることなので、これはホントのことだと思いますし、自身もそう思います。
複数の株式、複数の分野など、資金を分散して投資すればリスクを少なくできます。何よりも不安なく安心して投資を続けられるので分散投資は必須と言えます。
日本企業の株を買ってしまう
日本に住んでいるから当然日本の企業の情報は入ってきやすいですし、「日本人だから日本の企業を応援したい」という気持ちで投資することもあると思います。しかし、これは実は大きな落とし穴。
そもそも株価は、会社の業績だけでなく将来性にも値段がつくので、投資するならこれから成長しそうなに会社に投資しなければリターンは見込めません。
様々なメディアで「この会社の業績がいい!」とか「この商品がは話題になっている!」なんていう情報はあまりアテにならないので要注意です。
業績が伸びている商品やサービスでも、国内だけの需要なら市場規模が小さいので、実はさほど将来性がなかったりします。
また一部の商品やサービスが話題になっていたところで、あくまで真新しさだけであって、それが本当に大きな需要や市場を持っているのかは冷静に見極める必要がありますね。
海外の市場に多くの商品やサービスを販売できる会社なら将来性がありますが、今の日本企業ではちょっとしんどいかなって感じですね。
下記のグラフは主要先進国の1人あたりのGDP成長率ですが、一番下の青い線が日本の成長率です。

引用元:https://bangking-yeah.com/2020/07/27/imaginary-growth/
悲しいことに先進国の中で日本だけがほとんど経済成長していません。一時はマイナスだったときもあるくらいです。最悪ですね・・・。
こんなにも成長していない国の企業に大事なお金を預けるのは不安しかありません。
もちろん日本の企業にも将来性のある企業は存在しますが、成長があまり期待できない国の株にわざわざ投資しなくてもいいように思います。
経済成長が見込めない日本よりも成長している外国株に投資した方が勝率は上がるはずです。
外国株を組み入れた投資信託で資産を増やす!
先に説明したような失敗しやすい投資方法とは真逆ことをすれば投資の勝率はグンと上がるはずです。
イメージとしては下記の表のような感じ。
失敗しやすい投資 | 安心できる投資 |
チャートだけ見て短期でトレードする | 将来性のある企業に長期投資する |
個別の会社の株を買ってしまう | 様々な分野の複数の企業に分散投資する |
日本企業の株を買ってしまう | 世界(日本以外)の企業に投資する |
つまり、日本以外の世界の企業に長期的に分散投資することが、最善の方法ではないかと考えるわけです。
海外のいろんな分野の成長企業に投資
まずは日経平均とアメリカのダウ平均を見比べてみましょう。

引用元:https://media.rakuten-sec.net/ ※1989年末の値を100として指数化。出所:楽天証券経済研究所が作成
日経平均はパッとしませんが、アメリカのダウはずっと右肩上がりで成長し続けているんです。断然日本の株より米国株の方がいいですよね。
とは言え、アメリカの企業のことなんて良く分からないし、そもそも海外の情報はなかなか入ってこないですよね。しかも外国株を買うのなんて不安でいっぱいです。
外国の有名な企業といえばGoogle、Amazon、Facebook、Apple、Microsoftですが、いわゆる米国のハイテク株はどれも同じような値動きだったりするので、これらを買ったとしても分散投資とは言えないですし、既に高値で伸びしろとしてはどうかな・・・。なんて考えたりします。
かと言って、これから成長しそうな米国株なんてよく知らんし・・・。
結局は日本に住んでる日本人なので、外国の情勢や市場動向、外国企業の経営状態や成長性なんて分かりっこありません。
「ああ〜結局よくわからん!」っていうことになるので・・・
それなら現地のことをよく調査、把握しているプロの投資家に運用してもらった方がいいという考えに行き着きました(笑)
私のような投資の本を何冊か読んだだけの素人の個人投資家は、自分よりずっと賢いプロの方々に運用を任せた方が無難な選択と言えます。
世界は人口もGDPも伸び続けている!
以上のことから、米国の株式を組みれた投資信託に委ねるのが安心できる投資方法と言えそうです。
特に米国株は、ブラックマンデーやリーマンショックを経験しても、長期的に見ればなんだかんだ上昇し続けてるので、米国のインデックスに投資するのも良いかも知れません。
また、米国株も魅力ですが、世界的には人口もGDPも増え続けているので、米国だけでなく、世界の株式に長期投資することは、世界大戦のような戦争が起きない限り大きなリスクはないかと。
そこに投資信託のプロのファンドマネージャーが加われば「鬼に金棒!」って感じですかね。
ということで、日本以外の米国、あるいは世界の株式を組み入れた投資信託に長期的に投資すれば安心して資産を増やすことができそうですね。
ただし、あくまで個人の見解なので投資は自己責任でお願いします。
もっと詳しく知りたい方は井上はじめさんの書籍「33歳で手取り22万円の僕が1億円を貯められた理由」を読んでみることをおすすめします。投資は早く始めた方が有利なので、特に若い人に読んでみて欲しいですね。
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