Adobe Premiere Proで動画のカット編集の方法を説明します。
また、Premiere Proの基本的な使い方だけ知りたいという方は『ココだけ覚えれば初心者でもできる!Premiere Proの使い方』をご覧ください。
Contents
Premiere Proで動画のカットを編集する方法
動画編集で一番最初に覚えたいのがカット編集。そのほとんどは動画のいらない部分を削除して必要なところだけを抜き出す作業です。
今回はAdobe Premiere Proでのカット編集の方法を紹介したいと思います。
必要な部分を切り取ってから動画を挿入
画面左下のプロジェクトパネルで、読み込んだ動画の中から最初に挿入したい動画を選んでダブルクリックすると、画面上のソースパネルに選んだ動画が大きく表示されます。
ここから、実際に使いたい部分を切り取る作業をしていきます。
ソースパネルに表示された動画の【再生ヘッド】をドラッグして、再生を開始する位置が決まったら【{】のマークをクリックします。
これで再生を開始する位置が決定しました。
同じように【再生ヘッド】をドラッグで動かして【}】をクリック。これで動画を終了させる位置が決定します。
必要な部分だけ切り取った動画を、ソースパネルからタイムラインパネルへドラッグ。
これで1つめの動画を挿入することができました。
動画を挿入してから必要な部分を切り取る
2つめの動画は何も編集せずに挿入します。
プロジェクトパネルからタイムラインへドラッグして、1つめの動画の後に連結させるように挿入します。
2つめの動画は、タイムラインに挿入した後に開始位置や終了位置を調整します。
後から連結した2つめの動画の最初の部分を右にドラッグしていきます。
これで2つめの動画の開始位置を調整できます。
位置が決まってマウスから指を離すと、1つめの動画と2つめの動画の間に隙間ができてしまいます。
これを、もう一度連結したいので・・・
隙間の位置にマウスポインタを乗せると、隙間の色が反転するので、キーボードの【Delete】キーを押します。
これで瞬時に連結が完了します。
ショートカットキーを使用した便利な動画の切り取り
【Delete】キーを使って再連結するのも悪くはないのですが、もう少し効率的な方法を紹介します。
今度は、【command】キーを押しながら連結部分の少し右側にマウスポインタを置いてみましょう。
マウスポインタが、【黄色の片側矢印】に変わります。
そのまま【command】キーを押しながら右側へドラッグします。
2つめの動画の開始位置を変更しても、タイムラインの左へ自動的に動画をツメてくれるので、再連結の必要はありません。
プレビュー画面で実際の映像も確認しながら調整できるので便利です。
1つめの動画が終わる位置と、2つめの動画が始まる位置を連動させて調整したい場合もあるかと思います。
そんなときは、【command】キーを押しながらマウスポインタを動画の連結部分の上に置いてみましょう。
【赤い色の両側矢印】に切り替わります。
先程と同じ要領で【command】キーを押しながらドラッグすると、1つめの動画の終了位置と2つめの動画の開始位置を同時に変更できます。
この場合もプレビュー画面で実際の映像も確認しながら作業できます。
動画を分割する
動画を複数のカットに分割したい場合、再生ヘッドを切り分けたいところまで移動させます。
キーボードで【command】と【K】を同時に押すと動画が分割されます。
動画の順番を入れ替える
複数の動画の順番を入れ替えたい場合は、【command】キーを押しながらドラッグして、差し込みたい位置に移動します。
間に挟んだ動画の分だけ、元の動画が勝手に後ろにずれてくれるので便利ですよ。
カット編集はショートカットキーを覚えよう!
AdobeのPremiere Proは機能が満載で最初はとっつきにくいですが、動画のカット編集で必要な機能は、ほとんどこれだけだと思っています。
また、Premiere Proのいいところは、よく使う機能にはショートカッキーが割当てられているところです。
特にカット編集ではショートカットキーを使うと飛躍的に作業がはかどります。
ここで覚えるショートカットは決して多くはないので、是非ショートカットを覚えて積極的にキーボードを使ってみてくださいね。
1つか2つ動画を作成したら、体の一部のように使えるはずです。是非チャレンジしてみてくだいね。
以上、お疲れ様でした。
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