デジタルでメモができる電子ノートで、実際に使えるレベルのものを求めていましたが、手書きの書き味でもサイズ的にも納得できるものってなかなかありませんよね。
Apple Pencilが登場してからというもの、手書きメモはApplePencilに落ち着いていますが、実は「SHARP WG-S30」は今でも愛用しています。
「シャープの電子ノート WG-S30は実際に使えるの?」と気になっている方のために、「SHARP WG-S30」のいいところ、残念なところを説明したいと思います。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
Contents
シャープの手書きノート「WG-S30」は使えるのか?
まず「SHARP WG-S30」は実際に使えるのか? と聞かれると「使えます!」とお答えしますが、実際に使える場面は限定的。
自身の感覚では、ビジネスでは使いにくいけど、プライベートではそこそこ使えると言えます。
今回はApple Pencilと比較対象にして詳しく説明したいと思います。
iPad+Apple Pencilの組み合わせと比較検証
「SHARP WG-S30」の良いところ
「SHARP WG-S30」を使っていて感じた良い点は、「とにかくバッテリーの持ちがいい!」ということと、「起動が早い!」ということ。
白黒の液晶ということもあって、一度充電すれば当分充電なんてしなくていいと言っても過言ではないかと思います。
使用頻度にもよりますが、自身の場合「前に充電したのいつだっけ?」と思ってしまうほどバッテリーの持ちは抜群。
また、起動の速さも抜群で、電源をONにしてからメモするまでの時間は全くストレスを感じません。
そして、なんと言っても手のひらサイズで持ち運びやすいのもいいですね。
- バッテリーが長持ち
- 起動が早い
- 携帯しやすい
「SHARP WG-S30」の残念なところ
残念な点としては、専用のペンで文字を書くとやや遅延があり、画数の多い文字を書くときや、急いで走り書きをするときは思ったように字が書けません。
iPad 文字を書いた場合、Apple Pencilの遅延はほとんど感じられないので、走り書きで文字を書いても十分読める文字になっています。
「SHARP WG-S30」の方で文字を走り書きした場合、専用のペンに遅延があると同時に、時々線が飛んでしまいます。
特に画数の多い漢字を書くと、線が途中で飛びやすいようで、よく見ると「手」と「書」という文字で線が欠けているのが分かるかと思います。
簡単な図形は走り書きでも問題ありませんが、漢字を書くときはちょっと厳しい感じで、画数の多い漢字を連続で書くと実用レベルとは程遠く感じます。
全く見えないということはありませんが、白黒の液晶画面なので、角度や光の加減によってはどうしても見にくくなります。
- 走り書きができない
- 画数の多い漢字は書きにくい
- 角度や光の加減で見にくい
「SHARP WG-S30」はプライベート用のメモ帳として使う
「SHARP WG-S30」は、走り書きでは実用レベルになっていない感じなので、ゆっくり丁寧に文字を書く必要があります。
ササッとメモして素早く対応したい「ビジネスの場面ではちょっと使えないかな?」といった印象。
自身の場合、家庭での用事をメモしたり、思いついたことを自宅やカフェでメモしたりと、特に急ぐ必要のない場面では今でも便利に使っていたりします。
日常的に使う場合、iPadはちょっと大きいし、GoodNotesを起動してメモするまでに一手間かかるので、iPadは普段のメモ用手帳としては使いにくいと感じています。
その点「SHARP WG-S30」なら、手の平サイズで持ちやすいですし、瞬時に起動してスグにメモができるので、普段使いのメモ用手帳としては便利だったりします。
卓上のメモ用紙に書くようなホントに簡単なメモだけでいいなら「SHARP WG-S30」の購入はアリかと。
まとめ
結局のところ、iPadもSHARP WG-S30もまだまだ万能ではないといった感じ。
仕事で取引先との打ち合わせでは「iPad」を使って、普段使いのメモ帳としては「SHARP WG-S30」を併用して使っています。
今のところ、手書きの書き味はApplePencilが最強だと思っているので、ApplePencilが使える手帳サイズのiPadが登場したら即買いしたいですが、それまでは今のiPadとSHARP WG-S30をこのまま併用していこうと思っています。