株のスイングトレードを始める前に、何事も一旦は教科書となるものを読んでおいた方がいいかと思ったので、荻窪 禅氏の著書「順張りスイングトレードの極意」を読んでみました。
今回は「順張りスイングトレードの極意」を読んだ感想や分かった事についてまとめたいと思います。
この記事は投資に関する内容になっています。下記の【ご注意】について同意していただいた方のみ、このまま読み進めてください。
「順張りスイングトレードの極意」を読んで分かった事
「順張りスイングトレードの極意」を読んで分かった事はすごくたくさんありましたが、中でも個人的に参考になったと思った事は以下の通りです。
- 資金管理が超重要!
- 簡単な銘柄で簡単な時に稼ぐ
- 相場の行方は分からない
資金管理が超重要!
この本では、株式のトレードで最も重要な事は「資金管理」であるという事を何度も繰り返されていますが、その理由として、冷静な判断をするためだという事が分かります。
できるだけ短期間で儲けようとしたり、一攫千金を狙って大金を注ぎ込んでしまうと、冷静なトレード判断ができくなるという事。
「資金管理は熟練者ほど重要視するが、初心者ほど軽視する傾向がある」というのも面白い話でした。
簡単な銘柄で簡単な時に稼ぐ
誰でも優良株を探そうとしますが、誰にとっても良い銘柄というのはなくて、人によって自分に合った銘柄は違うという事。
ただし、比較的初心者でも手の出しやすい銘柄の選び方については本書では詳しく解説されています。
また、得意な銘柄をいくつかに絞った方が、その銘柄の値動きに神経に集中できるため、トレードのタイミングを逃しにくい。
相場は行方は分からない
30年以上株式市場に参加している著者でも、株式の相場の行方はどうなるか分からないという事。
相場はどうなるか分からないけど、少しでも可能性のある銘柄に資金を投入する事、そして予想が外れた時にどう対処するかが重要。
読んでみた感想
本書では、とにかく「資金管理」の重要性を口が酸っぱくなるほどに伝えていますが、他の書籍で資金管理について詳しく解説されたものはあまり見たことがありません。
確かに「これから勝てる銘柄はどれ?」という情報をどれだけ取っても、結局相場の行方は分からない事は十分理解していたので、自身にも響いた内容でした。
また、自身は長期的な投資を基本としてスタートした事もあって、短期的なトレードは好ましくない方法だと思っていましたが、「順張りスイングトレードの極意」を読んでみて、トレードも決して悪い手法ではない事が分かりました。
これからは、長期投資だけでなく短期トレードもひとつの戦術として取り入れてみようと思います。
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