海水魚やサンゴ水槽で厄介者のカーリーは、油断していたらいつの間にか発生していたりします。
カーリーに対抗する生物兵器はペパーミントシュリンプやカゴカキダイですが、即効性のある薬物駆除がおすすめです。
海水魚水槽でカーリーが出現!
我が家の海水魚水槽は、水槽のチェックを怠ると知らないうちにカーリーが発生していたりします。
全長が1cmくらいの、パッと見てわかる大きさのカーリーを見つけたときは、他にも出現していないか水槽全体をくまなく探します。
よ〜く目を凝らしてみると、3mm程度の小さいカーリーが出現していたりするので要注意です。
カーリー退治の動画もアップしてるのでご覧ください。
そのまま放置すると成長して増殖!
小さいカーリーでもそのまま放置していると、みるみるうちに大きく成長していき、2週間くらい放置していると明らかにカーリーが大きくなります。
しかも見つけたカーリーが大きくなるだけでなく、どんどん数も増えていき、水槽は見事なカーリー畑に変化してしまいます。
大きく成長したカーリーを駆除するのは簡単な作業ですが、増殖すると駆除するのも大変な作業になってしまうので、数が少ないうちにカーリーを確実に退治しておくのがおすすめです。
薬でカーリー退治
カーリー退治に使用するのは、松橋研究所の「カーリーキラー」
ストレートタイプとL字型の2種類のスポイトが付属されているので、使いやすいスポイトを使えばオッケーです。
約直径1.5cmに成長したカーリー。
カーリーキラーの瓶の中には白い液体が入っているので、よく振ってから使用します。
カーリーキラーをスポイトで吸い取って、液体をカーリーにかぶせるような感じで放出! このときカーリーに接触しないように慎重に作業します。
とは言ってもそれほど難しい作業ではないので、他のカーリーもどんどん駆除していきます。
ちなみに今回は大小20匹くらいのカーリーを全部駆除してやりました!
きっと他にもライブロックの裏側といった見えにくい場所に潜んでいると思いますが、そいつらは目で確認できるようになったら、また駆除しようと思います。
カーリー退治の注意点とコツ
注意点としては、カーリーに接触しないように液体をかけることと、先にポンプや水流は止めておくこと。
駆除したあとも10分くらいは水流を止めておきます。
今回は上向きのカーリーばかりでしたが、ライブロックの裏側などに下向きに生えてしまったカーリーは上から液体をかけられません。
そんなときはライブロックをひっくり返して、上から液体をふりかければオッケーです。
- 作業前に水流を止める
- 作業後も10分程度は水流を止める
- カーリーに接触しないように駆除する
- 下向きに生えたカーリーはライブロックをひっくり返して駆除する
まとめ
マリンアクアリウムでは厄介者のカーリーですが、実はサンゴにも魚にも無害なんです。
ただし、放っておくと大量発生してしまうので、「カーリーを発見してしまった!」という場合は、面倒くさがらずに早めに駆除しおきましょう!
「大量発生して今更どうしようもない」っていう場合はライブロックをデスロック化することで一掃する方法もあります。詳しくは『ライブロックをデスロック化することにしました!方法も解説』をご覧ください。