家庭で使って分かった!NASのメリットとデメリットを解説

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NASは家庭に1台置いておけば様々なデータを一元管理できる優れもの。

しかし、いざNASを購入しようと思っても知らないことだらけですし、NASに関する情報はまだまだ少ないのが現状。

今回は、実際にNASを購入してみて自身が感じたNASのメリットとデメリットの考えをまとめてみました。

NASの購入を考えている方は、是非参考にしてみてくださいね。

NASのメリットとデメリット

家庭用に使えるNASと言っても、自分でサーバーを持つようなもの。

購入する前にどんなメリットとデメリットがあるのか知っておきたいところですよね。

自身が所有しているNAS、「Synology DS418 play」を実際に使ってみて感じたメリットとデメリットを以下にまとめます。

 

NASのメリット

NASを利用するメリット
    • 本体を買うだけで毎月のサービス料がいらない
    • 保存容量は自分で自由に増やすことができる
    • 写真・動画・音楽・書類の管理ができる
    • インターネットでデータ共有できる

NAS本体を買うだけで毎月のサービス料がいらない

毎月や毎年といった会費がいらないということが一番のメリットだと思います。

クラウドサービスにデータを保存していくこともできますが、無料で使える容量を超えると有料プランに切り替える必要があります。

NASを動かすための電気代は必要ですが、ランニングコストは一切発生しないのは魅力的ですね。

 

保存容量は自分で自由に増やすことができる

NASにHDDを増設

保存する場所は自分で購入したHDD(ハードディスク)になるので、保存容量が足りなくなったら新たにHDDを購入して増設するだけ。

HDDは引き出しのようなケースに入れるだけでなので、誰でも簡単に増設可能。

自身が使用しているSynology DS418 playは、HDDは最大4台まで設置できるので、WD Red WD30EFRX 内蔵ハードディスク HDD 3TB 3.5インチを4台設置しています。

3TBのHDD4台のうち2台はバックアップ用なので、実質約6TBの保存容量。

それでも足りなくなったら、HDDを大きい容量に買い替えたり、NASを追加して2台接続するといったことも可能です。

 

写真・動画・音楽・書類の管理ができる

写真だけでなく、動画や音楽、文書ファイルなどの書類もパソコンと同じように扱うことができます。

大事なデータは子供には見れなくしたり、データを削除や書き換えといった操作をできないようにすることも可能。

今まで買いためた音楽CDを、全部「MP3ファイル」に変換してNASに入れておくのも使い方のひとつです。

自身も過去に購入したCDをNASに保存しているので、いつでもスマホで聞くことができるようにしています。

 

インターネットでデータ共有できる

NASに保存したデータはインターネットで共有できるので、PCやスマホ、タブレットのどこからでもNASのデータを閲覧・管理できます。

外出先でもスマホを使ってNASに保存した写真を見たり、動画や音楽を再生できるのはかなり便利。

家族だけでなく、友人や知人にIDとパスワードを発行してデータを共有できるので、家族で共有しているデータを友人や知人に見せないようにすることも可能。

また、一部のクラウドサービスのように共有できる端末数に制限がないのも魅力ですね。

 

NASのデメリット

NASを利用するデメリット
    • 使い方がやや分かりにくい
    • 利用者の事例が少ない
    • 24時間電力が必要

使い方が分かりにくい

NASを利用すると初めてのことばかりで使い方に戸惑うことがよくあります。

メーカーの公式サイトで具体的な説明がされていますが、聞き慣れない専門用語もありますし、NAS初心者にとってあまり分かりやすいとは言えません。

インターネットで調べながら操作することになるので、慣れるまである程度の期間が必要です。

利用者の事例が少ない

家庭でNASを利用している人は少ないので、公式サイトの説明で分からない部分は、実際にNASを利用している個人ブログを参考にする必要があります。

ブログなどで使い方を紹介している記事が多い機種なら、具体的な手順や操作方法、失敗例などネットで調べればスグに見つかることがあります。

NAS本体の性能の大事ですが、事例がたくさん公開されているメーカーのNASを選ぶのがよいかと思います。

24時間電力が必要

NASは自宅にサーバーを置くようなものなので、24時間電源を入れっぱなしになります。

電源をオフにすることもできますが、NASがオフの状態ではデータを確認できなくなってしまいます。

「いつでもどこでもデータを確認できる」というNAS本来のメリットも損なわれるので、24時間可動させる方が現実的。

NASに接続しない時間帯はスリープ機能などでカバーするのがおすすめです。

データの保存場所に困らなくなった!

自身がNASを家で利用するようになってから約2年ほどになりますが、NASを導入してからというもの、長期保存しておきたいデータは全てNASしています。

写真や動画は撮りっぱなしで、SDカードに入ったままになっているデータや、DVDに焼いたデータ、スマホに入ったデータなど・・・

どこにどのデータを保管していたか分からなくなっていたデータの保管場所には悩まされていましたが、NASを導入してからはそんな悩みは一気に解決しています。

デメリットを感じるのは最初だけ!

多少のデメリットもありましたが、電気代もそれほど気にならないですし、最初は使い方が分からなくて困ったこともありましたが、それも最初だけ。

NASの機能を全部習得する必要はないので、自分がよく利用する機能だけに絞って少し調べれば、ある程度分かりました。

一定の知識と操作方法だけわかれば、あとはデータを保存するだけで使い方はそれほど難しくありませんでした。

「もう一度同じ設定を最初からやれ!」と言われれば、多分スグにはできないと思いますが(笑)

最初の設定だけが面倒くさいだけで、そこさえクリアすれば、あとはPCのソフトやスマホアプリを利用する利用者になるだけなんで、今は全く不自由なく使っています。

まとめ

多少インターネットやパソコンの知識があれば、エンジニアでなくても使えるので、「本気で増えるデータをなんとかしたい!」と思うなら、NASはおすすめできる機器です。

新しいことを覚えることは大変な部分もありますが、興味ある方は是非チャレンジしてみてくださいね。

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