【パプリカ】歌詞の意味は?米津玄師さんの隠されたメッセージ

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米津玄師さんが作詞・作曲をてがけた『パプリカ』という曲にハマってしまいました。

『パプリカ』はリズムとして楽しい曲ですが、その中に懐かしさもある不思議な曲ですね。

そこで、『パプリカ』について詳しく知りたくなったので、いろいろ調べてみました。

『パプリカ』を知ったきっかけ

自身が『パプリカ』という曲を知ったのは、小学3年の次男が何度も口ずさんでいたのがきっかけ。

最初に聴いたときは「何がいいのか分からない・・・」というのが率直な感想でした。

しかし何度か聴いているうちに、この歌の魅力に吸い込まれるようになり、いつしかお気に入りの曲に。

そして、もはや中毒と言ってもいいくらいになってしまいました。

なぜ『パプリカ』という曲名なのか

そもそも「なんで曲名がパプリカなん?」って思ったのですが、食べるパプリカの実の方ではなく、「パプリカの花」の方に意味があるみたいです。

パプリカの花には「憐れみ」「同情」「君を忘れない」といった花言葉があるみたいですが、特に「君を忘れない」という言葉に大きな意味はあるようですね。

YouTubeのPVに隠されたメッセージが!

歌詞を聴いていると、米津玄師さんの言葉の表現が豊か過ぎて、その奥深さの全てまでは読み取ることはできそうにもありません。

まあ、当然ですが・・・。

しかし、YouTubeにアップされているパプリカの動画(米津玄師さんバージョン)を見てみると、学のない自身でも『パプリカ』に隠されたメッセージのようなものが見えてきます。

まずは実際の動画を見てみましょう!

 

どうでしょう?・・・何か気づいたところはありましたか?

動画の最初に登場した3人の子供のうち、1人だけ赤いマントの少女がいましたが、2人の男の子と女の子が空を見上げて、マントの子だけ雲の上を駆け昇っていました。

そして、動画の最後では子供だった2人の子供は大人になっていましたが、赤いマントの子は子供のままでしたね。

なんか不思議ですね。なぜでしょう???

動画の1分14秒に・・・

1分14秒あたりからの映像を確認すると・・・鶴が登場して子供が両手を広げるシーンがあります。

子供と鶴・・・。

何気なく見ていると気が付かなったのですが、広島平和記念公園にある「原爆の子の像」にそっくりなんです。

 

引用元:https://ja.wikipedia.org

 

そして、こちらが広島平和記念公園の「原爆の子の像」

鶴と子供、そして子供もポーズまでもがそっくりなんです。

実は「原爆の子の像」のモデルである佐々木禎子さんは、2歳のときに被爆し、その後「白血病」になり、12歳でこの世を去ることになってしまいました。

12歳といえば小学6年生くらいです。

小学生で死を覚悟しなければならないなんて、あまりにも辛すぎます・・・。

禎子さんは、入院してから元気になるために「千羽鶴」を折り続けたそうですが、その後回復することはなく、最後は多くの人たちと折り鶴に見送られたそうです。

動画の投稿日が・・・

そして、YouTubeの「米津玄師さんバージョン」のPVの投稿日は、8月9日になっていました。

8月9日といえば、長崎に原爆が投下された日。

それは誰もが決して忘れてはならない日です。

『パプリカ』の歌詞の意味は?

動画と合わせて、歌詞を注意深く読み解いていくと、更にこの歌の物語が分かりやすくなります。

夏が来る 影が立つ あなたに会いたい
見つけたのはいちばん星
明日も晴れるかな

夏のお盆に亡くなった人が帰ってくるといいますが、原爆で亡くなった友達に会いたいということだと思います。

雨に燻り 月は陰り
木陰で泣いていたのは誰
一人一人 慰めるように
誰かが呼んでいる

ここの部分は、原爆が投下された後に雨が降り、空が黒く覆われてしまった状態。

被爆して泣いている人たちを慰めるように、誰かが声をかけている様子を思い浮かべます。

パプリカ 花が咲いたら
晴れた空に種を蒔こう
ハレルヤ 夢を描いたなら
心遊ばせあなたにとどけ

天国にいる友達に「君を忘れない」という気持ちと「夢」を、空に向かって届けようという気持ちではないかと。

仲良し3人の物語

YouTubeに投稿されたパプリカのPVと曲の歌詞を読み解いていくと、3人の仲良しグループのうち、一人だけ被爆して亡くなってしまったのだと思います。

そして生き残った2人の子供は、大人になった今でも、毎年お盆になったら被爆して亡くなった友達に、たくさんの花を持って会いに行ってるんですね。

「君を忘れない」という気持ちを込めて・・・。

パプリカは「原爆の子の像」の佐々木禎子さんと、その友人の物語なのかも知れません。

『パプリカ』は平和への願いが込められた歌だった

広島と長崎で原爆の犠牲になってしまった人たちへ、パプリカの花言葉である「君のことは忘れない」ということ。

「原爆の犠牲になった人たちのことは絶対に忘れない!」

そんなメッセージが隠されていたんだと思います。

何気なく「いい歌だなぁ〜」なんて思って聴いていた歌が、こんなにも平和への願いが込められた歌だったなんて・・・。

これらの考察は、あくまで自身の勝手な解釈によるものですが、みなさんはどう感じとられたでしょうか?

広がれ!平和への願い!

パプリカは大人や子供、おじいちゃんやおばあちゃんまで、世代を超えて人気のある曲ですが、夢に向かって頑張る人たちへの応援だけでなく、夢半ばで亡くなってしまった人たちへの追悼の思いも込められているように思います。

悲しい過去から、明るい未来へ人の心をつないでいるんじゃないでしょうか?

世代を超えて、時代を超えて、国境を超えて・・・広がって欲しい曲ですね。

戦争がなくなり、一人でも多くの人が夢や希望を持って生きていける世の中になって欲しいなぁ。

そんなことを考えると、パプリカと米津玄師さんが大好きになりました(笑)

米津さん! いや〜ホントに素晴らしい曲をありがとう!

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