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海水魚の飼育で一番注意したいのが魚の病気です。

一度魚が病気になってしまうと、進行度にもよりますが、病気対策には相当の時間と労力がかかってしまいます。

魚は病気になってからの対策よりも、病気にならないように予防する方が、時間も労力もかかりませんし効果も抜群です。

今回は、海水魚の病気を予防する方法について解説したいと思います。

海水魚の病気に悩まされている方や、魚の病気が怖くてアクアリウムを断念しようと考えている方の参考になれば嬉しく思います。

海水魚水槽の病気は水槽崩壊につながる!

海水魚水槽の病気は水槽崩壊につながる!

海水魚を飼育している水槽では、病気になってしまった魚から次々と他の魚へ伝染していきます。

水槽という狭いスペースで病気がが発生すると、たちまち病原が広がり、水槽内の水は病原で汚染されてしまいます。最悪の場合は水槽崩壊になってしまうことも。

水槽の水を全て入れ替え、もう一度最初から水槽を立ち上げることにもなりかねません。

1匹の魚の病気が火種となり、水槽崩壊につながりかねないので、早めの対策はしておきたいですね。

海水魚の病気を予防するために重要なこと

病気になった魚を水槽に入れないよう、細心の注意をはらうことで、大幅に病気のリスク減らすことができます。

また、病気になりにくい飼育環境をつくりだすことができれば、仮に病気の魚を水槽に入れてしまったとしても、水槽内で病気を治癒させることもできます。

病気は早期発見と早期治療が望ましいですが、「水槽内に病気を持ち込まない」ということと、「病気にならない環境づくり」といった対策をしておくのがおすすめ。

海水魚の病気の原因

魚の病気を予防するためにまず知っておきたいのが、魚が病気になる原因です。

「いつ、どこで、何が原因で魚が病気になるのか」を知ることで、魚の病気に対する適切な対応方法が分かってきます。

魚が病気になる原因
    • 魚が弱っている
    • 水温の変化
    • 水質の悪化

 

魚が弱っている

健康な人と病気がちな人がいるのと同じで、魚にも個体差があり、健康な魚ほど病気になりにくいと言えます。

ただし、いくら健康な魚でも、体力を消耗して弱っているときには病気になりやすくなるので、魚を弱らせないことが重要です。

水温の変化

ウーディニウム」といった病気は水温が高い場合に起こりやすいため、夏場には注意が必要ですし、「白点病」の原因とも言われるのが水温の急激な変化です。

暑かったり寒かったりすると、人が体調を崩しやすくなるのは魚も同じ。できるだけ、水温を一定に保つことが必要です。

水質の悪化

水質が悪くなると病原が発生しやすくなり、魚が病気にかかりやすくなります。

飼育する海水はキレイな状態にしておく必要があるので、水槽のろ過が十分かどうか時々チェックしておきましょう。

水槽が魚にとって快適な環境になるよう、常に飼育水の水質を整えておきましょう。

海水魚の病気を予防する方法

海水魚の病気になる原因として、「水質をいかにして適切に維持するか」ということが重要だということが分かります。

水槽に入ってからの水質や水温はアクアリストで対応できますが、問題はそれまでの輸送中です。

採集されてから輸送されるまでの間に、適切な水質を保ってあげることで病気になるリスクを減らすことができますが、ショップで購入するアクアリストは輸送中のことまでは分かりません。

アクアリストができる対策としては、「病気になっている魚、もしくは病気になっているかも知れない魚を購入しない」水際作戦が重要になってきます。

自身が推奨する海水魚の病気を予防する方法は以下の通りです。

魚の病気を予防する方法
    • 夏場の迎え入れは控える
    • 入荷したばかりの魚は購入しない
    • 遠方から入荷した魚はスグに買わない
    • 魚を入れすぎない

 

夏場の迎え入れは控える

夏場は水温が上昇しやすいため、輸送中の環境によって温度変化も激しい時期。水温が安定しない時期はできるだけ海水魚を購入しないようにするのがおすすめです。

夏はアクアリムが楽しくなる季節なので、つい新しい魚を迎え入れたくなる時期ですが、そこをちょっと我慢しましょう。

水温が安定しやすい時期を狙って魚をお迎えすることで、元気な魚を新しいタンクメイトにできる確率も上がります。

入荷したばかりの魚は購入しない

ショップに行って欲しい魚を見つけたら、「いつお店に入荷した魚なのか」を店員さんに確認しておきましょう。

入荷したばかりの魚は、見た目が元気でも病気が潜伏している可能性があります。

海水魚ショップで1週間や2週間くらい元気に泳いでいる魚であれば、健康な魚である可能性が高いので、比較的安心して購入することができます。

それまでの間に、他のアクアリストさんに購入されてしまう可能性がありますが、水槽が病気で崩壊するよりはよっぽどマシです。

もし可能であれば、お店に相談してお気に入りの魚をしばらく預かってもらうといいでしょう。行きつけのお店であれば相談しやすいかと思います。

遠方から入荷した魚はスグに買わない

海水魚をネット購入した場合でも、夏場は保冷剤も一緒に梱包されていますが、あくまでもショップからアクアリストまでの輸送中のこと。

国内での輸送についてはまだ安心できますが、遠く海外からやってきた魚は、日本に到着するまでどんな扱いをされているか分かりません。

国内便でやってきた魚であれば、絶対安心とは言えませんが、海外からやってきた魚よりは元気な可能性は高いと言えます。

遠方からやってきた魚についても、スグに購入せずにショップに相談してみることをおすすめします。

魚を入れすぎない

アクアリウム初心者のうちにやってしまいがちなのですが、魚を入れ過ぎないよう注意しましょう。

魚の数が増えてくると、水質が悪化するため病気が発生しやすくなりますし、ストレスも増えてくるので、更に病気になる原因を増やしてしまいます。

もし魚が多すぎると感じたときには、水換えのサイクルを増やすか、魚をショップに引き取ってもらうなどの対策をしましょう。

経過観察と水槽の準備も忘れずに!

魚を迎えてから、数日の間に病気が発覚する場合もあります。そんなときのために必要な対策についても紹介します。

経過観察

まず重要になってくるのが「経過観察」です。新しい魚を迎えてからしばらくの間は、しっかりと魚の様子を観察しておきます。

特に注意して観察しておきたいのが、「呼吸の状態」「ライブロックなどに体を擦り付けていないか」ということ。

呼吸が早すぎる場合は「ウーディニウム病」の末期症状である可能性があるので、スグに別の水槽に隔離する必要があります。

また、ライブロックに体を擦り付ける仕草がある魚は注意が必要。

体に付着した寄生虫などの異物を取り除こうとしている動きなので、何らかの病原を持っています。

ただし、慌てる必要はなく、まだ初期症状であることがほとんどなので、以下に解説する方法で完治することもあります。

殺菌灯を導入する

殺菌灯を水槽に導入することで、病気にかかるリスクを大幅に低減させることができます。

実際、殺菌灯を導入する前にナンヨウハギで白点病が発覚したことがありましたが、殺菌灯を導入してから3、4日様子をみていたら完治したこともあります。

早期発見も幸いでしたが、その後一度も病気になったことがありません。殺菌灯は間違いなく効果を発揮するので、新しい魚を迎える前には是非とも導入しておきたいですね。

ナンヨウハギのようなハギ類や、ヤッコ類は白点病などの病気にかかりやすい魚なので、これらの魚を飼育する際には殺菌灯は必須と言ってもいいでしょう。

ナンヨウハギの飼育ができれば、ある程度病気に対する対策もできると思うので、ナンヨウハギの飼育方法が知りたい方は『ナンヨウハギ飼育のコツ!』も合わせて読んでみてください。

ヨウ素を添加する

ヨウ素は珊瑚水槽に欠かせないミネラルのひとつですが、実は殺菌効果もあるようです。

行きつけのショップでも「ヨウ素を少し多めに入れてみてください」というアドバイスをもらったこともあるので、殺菌灯と合わせてヨウ素も普段から添加しておくといいでしょう。

水槽に入れるだけでお手軽な方法なので、おすすめです。

おわりに

自身も過去に淡水魚を飼育していたときに、何度か魚を治療したことがありますが、努力虚しく一度も成功したことがありません。

そんな経験もあって、病気になった魚を治療するのは豊富な知識と経験だけでなく、かなりの労力と時間が必要であるということは知っていました。

なので、海水魚を始めるときには「絶対に病気にはさせない!」と思って海水魚を始めました。

もう、かれこれ7年間アクアリストをやってますが、今回紹介した方法で海水魚の病気に悩まされたことはありません。

海水魚の病気は治療よりも予防する方に細心の注意をはらう方が効果的と断言します。

大切な海水魚水槽を健康に維持していくためにも、病気を落ち込ませないこと。そして病気にならない環境をつくってあげること。

意外とこれだけでも魚の病気とは無縁でいられたりするので、まずは魚の病気の予防に徹してみてくださいね。

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