フロー型とストック型ビジネスの違いとは?

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ビジネスには大きく2つのビジネスで成り立っていて、フロー型ビジネスとストック型ビジネスに分けられます。

難しい説明は抜きにして、簡単にフロー型ビジネスとストック型ビジネスの違いを説明したいと思います。

これから起業しようと考えている人や、何か事業を始めようと考えている人は是非参考にしてみてください。

フロー型ビジネスとストック型ビジネスの違い

フロー型ビジネスとストック型ビジネスの図

2つのビジネス大きな違いは、収入となる源が「報酬」「資産」かの違いです。

フロー型ビジネス=報酬が収入になるビジネス

ストック型ビジネス=資産が収入になるビジネス

ということをまず理解しておきましょう。

これからビジネスを始めるときには、今後の事業の戦略のヒントにもなるので、自分がどのタイプのビジネスでやっていこうとしているのか把握しておくことをおすすめします。

フロー型ビジネス

フロー型ビジネスのフローとは「流れ・工程」といった意味で、依頼された仕事をこなしていき、その対価として収益をあげていく方法のビジネスです。

飲食店・雑貨店・家電量販店・ホテル・旅館・医師・弁護士などがあり、その都度依頼された仕事の謝礼が主な収入源となります。

ストック型ビジネス

まずストック型ビジネスのストックとは「蓄える」といった意味で、収入源となるものを増やして蓄えていくことで、たくさんの収益をあげていく方法のビジネスです。

ストック型ビジネスの例としては、電力・ガス・水道・賃貸といったものがあり、年額や月額の会費などが主な収入源となっています。

例えば村に水が必要になった場合

ここからは、ちょっとした例え話を用いてもう少し具体的に説明していきます。

あるところに、水不足に悩んでいる村がありました。

このままでは村が危ないので、村長は村人に声をかけ、水を運んでくれる人を集めました。

そこでAさんとBさんの2人の村人が水運びに手をあげました。

村長は水の運び方は指定していなかったので、2人はそれぞれ別の方法で村に水を運ぶことになります。

Aさんの水の運び方

フロー型ビジネスの水の運び方

Aさんは、川からバケツで水を運んで報酬をもらうことにしました。

水を運べばスグに報酬がもらえるので、Aさんは真面目に水を運びます。

もっと報酬は欲しかったので、たくさん水を運ぶことにしました。

運ぶ回数を増やすため休むことなく毎日朝から夜まで水を運び続けました。

 

Bさんの水の運び方

ストック型ビジネスの水の運び方

Bさんは、村から旅に出ていきましたが、しばらく村に帰ってきませんでした。

数ヶ月たったある日、Bさんは水路を作れる職人を連れて村に戻ってきました。

その後、職人と一緒に水路を作り始め、1年後に水路が完成して水を引き込みました。

水路から引き込んだ水を村人に分配し、水路の使用料を毎月村人から集めることにしました。

AさんとBさん その結果は?

最初はAさんが水を運んでいたので、Aさんが報酬を受け取っていましたが、1年後にはBさんが水路を完成させました。

その後、Aさんに支払う謝礼金よりも、Bさんに支払う会費の方が安いので、次第にAさんに水を運ぶよう依頼する人はいなくなりました。

その結果、Aさんは収入がなくなり、生活に困って別の仕事を探すことになりました。

Bさんはというと、時々水路をメンテナンスするぐらいで、ほぼ何もしなくても生活できる収入を得ることができました。

真面目に働いているだけでは生き残れない

失業して仕事に困った人

この話は現実にあった話というわけではありませんが、コレに近い現実はいつの時代にも起こっています。

海を渡る橋ができれば、渡し船はいらなくなってしまいます。橋を作った人は儲かって、真面目に働いていた船員は失業してしまうのです。

工場で人が手作業で行っていた作業もオートメーション化されれば、その現場の従業員も失業します。

フロー型で人手を使うのではなく、ストック型ビジネスで仕組みを作り上げた人たちが多くの収入を得ているわけです。

まとめ

フロー型ビジネスとストック型ビジネスについて、例え話も交えて簡単に説明してみました。

これから事業を始めるなら、ストック型がおすすめですが、大きな投資が必要なストック型ビジネスは最初は難しいかも知れません。

そんな場合は、自己資金が少なくてもできるストック型ビジネスとして、アフィリエイトなどのネットビジネスは始めやすい方法と言えます。

また、最初はフロー型でまとまった資金を集めて、ストック型に移行するといった方法もいいでしょう。

あるいはストック型とフロー型の両方を並行するのもひとつの方法です。

現在進行しているビジネスや、これから初めるビジネスが、フロー型とストック型のどちらに属するビジネスなのか?

リスク分散のためにも少し見直してみてはどうでしょうか?

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