デジタル絵はずるいの?それともずるくないの?

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デジタル絵は、アナログ絵と違って何度でも修正できるので「ずるい」という印象を与えているんだと思います。

今回は「デジタル絵はずるいのか?」という事について、自身の見解を少しお話しようと思います。

「デジタル絵はずるい?」実はそれメリットです!

アナログで絵を描いている側からすれば、デジタルで絵はずるいのかも知れませんが、「ずるい」「ずるくない」は、考え方によって違ってくるんじゃないかと思います。

自身も「デジタル絵はずるい」と思っていた頃もありましたが、デジタル絵のずるさは、そのままデジタル絵のメリットとも言えます。

何度でも修正できるという事は、何度でも失敗できるという事。

それはつまり、たくさん練習できるという事でもありますね。

どんな事でも、たくさん失敗を経験する事で上達していくので、絵に関しても同じ事が言えるんじゃないかと思います。

この際、デジタル絵ならではのメリットを利用しない手ないと思うのです。

もうひとつ付け加えるなら、デジタル絵は納得いくまで修正できるので、絵の完成度を高めることができるのも大きなメリットですね。

「デジカメ」がずるくないなら「デジ絵」もずるくない

例えば、絵を写真に置き換えて考えてみた場合、今でこそデジタルカメラは普通になっていますが、一昔前はフィルムカメラだったわけです。

写真がフィルムの時代はファインダーのみで、液晶画面で撮影状態を確認しながら写真を撮ることなんてできません。

フィルムカメラの場合、フィルムが現像されるまで実際の仕上がりは分かりませんし、もし撮影に失敗してたら、せっかく購入したフィルムは無駄になってしまいます。

貴重なフィルムを使って撮影するので、フィルム時代のカメラマンにとって1枚1枚のシャッターは真剣勝負と言えるでしょう。

しかし、デジタルカメラなら液晶画面で撮影状態をスグに確認できますし、バッテリーがなくなるまで何度でもシャッターを押すことができます。

当時のプロのカメラマンからすればデジカメはずるいと言えるかも知れませんが、今はプロのカメラマンでもデジカメを使っているわけです。

さて、「プロのカメラマンはデジカメを使うのはずるいでしょうか?」

つまり、デジタル絵についても同じような事が言えるんじゃないかと思うのです。

最近になって、誰でも手軽にデジタルで絵が描ける環境が整ってきたところなので、アナログからデジタルに置き換わる過渡期と言えるでしょう。

おそらく、10年後や20年後にはデジタル絵は普通になっていて、その時には誰も「デジタル絵がずるい」なんて思わないんじゃないかと。

「デジタル絵がずるい」という考えも、時代によって変化していく相対的な概念でしかないと思うのです。

「デジタル絵」か「アナログ絵」かは目的によって選択する

・・・とまあ以上の事から、「デジタル絵がずるい」という事を深く考えても、あまり意味がないんじゃかと思います。

デジタル絵はグッズやアニメ動画などに展開できるので、様々な分野に活用しやすいですし、アナログ絵は1点しか存在しないという希少性によって、思わぬ価格で取引されることもあります。

デジタル絵もアナログ絵も、それぞれにメリットとデメリットがあるので、目的に応じてデジタルかアナログかを選択すればいいんじゃないかと思います。

例えば、誰かのオーダーを受けて絵やイラストを描くなら、修正しやすいデジタルが断然有利ですし、ただひたすら好きな作品を描くなら、アナログ絵で自分なりの作品を追求するもの悪くないですね。

絵の練習はデジタル絵からやってもいい!

デジタル絵でもアナログ絵でも「絵やイラストが上手くなりたい」と思うなら、デジタル絵は結構おすすめです。

理由は簡単! 失敗した箇所を消しゴムでゴシゴシ消すという無駄な作業がなくなるので、「ペンで描く」という経験がアナログよりも圧倒的に多くなるからです。

また、着色する際もいろんな色を試してみたり、配色の変更も簡単。

いろんな配色を試すことができるので、効率的に色彩感覚を養うこともできるかと思います。

デジタル絵は、たくさん絵を描いてたくさん失敗や修正を繰り返せるので、絵の習得も早いんじゃないかと思います。

絵を勉強するなら、アナログ絵から始めなくても、いきなりデジタル絵から始めてもいいと思います。

「早速デジタル絵を始めてみたい」という方は下記の関連記事も参考にしてみてください。

おわりに

自身もデジタル絵を始めた頃は、「いくらでも修正できるからこりゃずるいわ」なんて思いながらも、その恩恵に甘えながら今もデジタルを続けています。

以前は「ちゃんとアナログ絵を勉強してからデジタル絵に進んだ方がいいんじゃないか」と考えた事もありましたが、「たくさん練習できるなら、デジタルから始めるのもアリだな」って思っています。

絵は自由に描けばいいので、その方法だって自由でいいのです!

あまり難しく考えずに、たくさん作品を描いていきましょう!

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