家族で撮りためた写真を共有する方法はいくつかありますが、できれば容量や使用料金などを気にせずに写真を共有したいところ。
「家族全員が、いつでもどこでも写真を見れるようにしたい!」
という方は是非参考にしてみてくださいね。
Contents
家族で写真を共有する方法
家族で写真を共有する方法として、以下の3つの方法が考えられます。
- クラウドサービスで共有する
- 写真共有アプリを利用する
- NASを利用する
クラウドサービスで共有する
パソコンやスマホの写真データをクラウドに保存して共有する方法で、代表的なものとしてGoogleフォト、AmazonPhotos、iCloudなどがありますが、Googleフォト、AmazonPhotosだけが容量無制限で利用できます。
ただし、動画については、画質や1ファイルのデータの大きさにも制限があります。
写真共有アプリを利用する
写真共有アプリという方法がありますが、基本的にはクラウドサービスのアプリ版と考えてよいかと思います。
GoogleやAmazonのアプリの他にも、LINEアルバムや30days Albumがありますが、アップロードできる写真の枚数や、作れるアルバムの数に制限があります。
NASを利用する
NASを利用した場合、初期費用が必要ですが、毎月支払う利用料金は一切発生しません。
また、保存容量が足りなくなったら自分で買い足すことができるので、保存容量を気にせずに写真を追加することができます。
写真の共有以外にもメリットがありますが、記事の最後で説明します。
クラウドも写真共有アプリも制限がある!
クラウドと写真共有アプリの2つについては、アップロードできるデータのサイズや数量に一定の制限がある場合がほとんど。
GoogleフォトとAmazonPhotosについては写真は無制限ですが、動画に制限がありますし、今後有料になってしまう可能性もあります。
サービスの提供側の都合で条件はいくらでも変わることを想定すると、大事なデータは自宅に置いておくのが一番安心です。
NASって何? 何がいいの?
そこで、NASの登場というわけですが、「そもそもNASって何?」っていう方もいると思うので簡単に説明しておきます。
NASとは、「NAS(Network Attached Storage)=ナス」と呼ぶもので、外付けハードディスクにネットワーク機能が追加されたようなもの。
CPUを積んでいるので、HDD(ハードディスク)というよりは、パソコンと考えた方が分かりやすいかも知れません。
NASの最大のメリットは、本体買い切りなので、毎月のサービス料金などは一切発生しないということ。
HDDを増やしたり2台目のNASを追加接続することもできるので、容量が足りなくなったら自由に保存容量を増やすことができます。
NASのメリットとデメリットについて詳しく知りたい方は『家庭で使って分かった!NASのメリットとデメリットを解説』も合わせてご覧ください。
「Synology」や「QNAP」というメーカーから様々なNASが販売されているので、用途に合ったものを選ぶとよいかと思います。
自身が使っているNASとHDDを参考までに下記に掲載しておきます。
どの端末でも写真を共有できる
NASに保存した写真は、パソコンだけでなく、スマホやタブレットで簡単に共有することができます。
全てのデータは、IDとパスワードで管理するので、他の人に見られたくない写真があったら、別のフォルダに入れて管理することも可能。
また、特定の写真だけ家族以外の人と共有することもできます。
パソコンで共有
パソコンでの写真共有画面。たくさんの写真をまとめてアップロードしたりダウンロードするなら、PCで操作するのが効率的です。
スマホで共有
iPhoneで写真を表示した画面。インターネットで外出先からいつでも閲覧することができるので、移動中などのスキマ時間に一人で楽しむにはいいですね。
タブレットで共有
iPadで写真を表示したところ。やや大きい画面で写真を見ると写真に迫力がでてきます。
家で子供の写真を夫婦でで見たり、子供と2人でで見るにはタブレットが最適。
テレビで共有
テレビの大画面で見ると大迫力で写真を楽しむことができます。
家族全員で写真を見るときにはテレビが便利です。
我が家では「Amazon Fire TV Stick」に専用のアプリをインストールして写真を見ていますが、Fire TV StickでなくてもApple TVなどでもOK。
アプリを入れられる端末をテレビに接続することで、テレビで写真を見ることができるようになります。
動画や音楽も共有できる
NASを利用すれば、写真以外にも動画や音楽も共有することができます。
家族で撮った動画は「mp4」のファイルにしてNASに保存しておけばいいですし、音楽は「mp3」のファイルにして保存しておけばオッケー。
写真と同じように、いつでもどこでも、どの端末でも楽しむことができます。
他にもエバーノートみたいなスマホ専用アプリもあるので、使いたくなったらインストールしてみてもよいかと。
おわりに
今までは写真を共有しようと思っても、クラウドサービスの保存容量が気になって、いまいち使いにくかったのですが、NASにしてからは全くストレスなく写真を共有できるようになっています。
ちなみにNASの保存データは、Amazon potosなどのクラウドサービスと連携できるので、自身の場合、これまで使っていたクラウドサービスはNASのバックアップ先として利用しています。
「Amazon Photos」へのバックアップについて知りたい方は『写真データをクラウドにバックアップ!災害に備えてNASをAmazonを同期』をご覧ください。
クラウドサービスは、どれもこれも制限ばかり。NASなら保存容量心配をしなくてもいいので気分もスッキリです。
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