海水魚水槽で使っているプロテインスキマー(H&S HS-850)が突然泡が出なくなってしまったので、インペラー掃除をしました。
無事に復活することができたので、プロテインスキマーが泡立たくなったり、泡立ちが悪くなったという方は、故障だと諦めずに、まずはプロテインスキマーの掃除をしてみてください。
プロテインスキマーのが泡立たない!
水槽のキャビネット内の音がいつもと違ってたので、「なんかおかしいなぁ〜」と思ってサンプを見てみると、プロテインスキマーから全く泡が出ていません!
正常なら細かい泡が出て「シュワ~ッ」っていう音がするんですが、全く泡が出てこないだけでなく「ゴロンゴロン」という異音が・・・。
プロテインスキマーは濾過だけでなく、水槽の海水に酸素を供給する役目もあるので、早く修復しないと水槽の魚が全滅してしまいます。
選択肢としてはプロテインスキマーの掃除をするか、インペラーの交換、それでも直らなければモーターブロックを交換する事になります。
自身が使っているプロテインスキマー(HS-850)は、インペラーもモーターブロックも1万5千円〜2万円くらいするようですが、家庭の諸事情で今はそんなお金がありません。
とは言え、可愛いお魚さんのためにも早急に復旧したいので、とりあえず全力で掃除してみることにしました。
プロテインスキマーを掃除
無事にプロテインスキマーの泡が復活する事を祈りながら、お掃除開始です!
プロテインスキマーからモーターブロックを取り外すと、小さいヘビガイやヒザラガイらしきものが付着しています。
多分これらの異物がインペラーの回転を邪魔しているものと思います。
モーターブロックからインペラーを取り出してみると、なんともエゲツない汚れです。
2年くらい全く掃除してなかった結果がコレです(笑)
そりゃ調子も悪くなりますね。
モーターブロック、インペラーなど、分解できるパーツは全て掃除します。
誤ってプラグを濡らしてしまわないよう、念の為に防水対策します。
全部のパーツがヒタヒタになるまでバケツに水を溜めます。
重曹を入れて軽くかき混ぜ、30分くらい浸け置きしました。
重曹の量と浸け置き時間はテキトーにやってます(笑)
ある程度浸け置きしたら、ブラシでゴシゴシを擦り洗いしていきます。
使うのは100円ショップで売ってる硬めのブラシです。
ブラシが届くところは細部まで丁寧にゴシゴシやっていきます。
インペラーに付着した汚れはこれで綺麗サッパリ!
モーターブロックの内部も綺麗にしました!
ちょっと分かりにくいですが、バケツにはヘビガイやヒザラガイの残骸がたくさん残ってました。
これでオッケーと思ってモーターブロックを元に戻し、プロテインスキマーの電源をオン!
・・・・
しかし全く反応なし!
「えっ! ウソ! マジかっ!」と焦りましたが、ここは冷静に。
必ずどこかのゴミがインペラーの回転を邪魔しているはずです。
もう一度モーターブロックを分解してインペラーも取り出します。
モーターブロック内部の一番奥が怪しいと思ったのですが、覗いてみても真っ黒で何も見えません。
そこで、スマホのLEDライトを当ててみると、こんな所にいかにも故障の原因と思われるゴミが付着していました。
このゴミは手もブラシも届かないので、別の道具が必要です。
そこで、活躍するのがコレ! タコ焼き用のピックです(笑)
このタコ焼きピックで奥に詰まった異物をカリッカリッと細かく砕きます。
ゴリゴリほじくり出そうとすると、異物を更に奥へ押し込んでしまう事になるので、とにかく細かく粉砕していきます。
異物を細かく粉砕できたら、後は水で濯ぐだけです。
この通りスッキリしました!
無事に泡立ちました!
再度、モーターブロックを組み上げて電源ON!
これで無事に泡が復活しました! あ〜よかったよかった!
おわりに
まめにプロテインスキマーを掃除していれば、泡が全く出なくなるなんて事はないかと思いますが、自身のように不具合が起きない限りメンテナンスしない方は同じような経験をするかも知れません。
プロテインスキマーはアクアリウム用品の中でも高価な器具なので、交換部品の値段もバカになりません。
突然故障したりしないよう、やっぱり定期的なメンテナンスは必要ですね。
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