SynologyNASの壊れたHDDを交換する方法を解説

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NASに保存されている大事なデータを失わないためにも壊れかけたHDDは早めに交換するのが得策。

今回は、自身が自宅サーバーとして運用している、SynologyのNASでHDDを交換する方法を解説したいと思います。

「NASのHDDが壊れてしまった!」という方は参考にしてみてくださいね。

SynologyNASのHDDを交換する方法

NASには大量のデータが保存されていることがほとんどなので、NASのHDDが壊れてしまったらダメージはかなり大きいですよね。

完全にHDD壊れてしまうとデータが失くなってしまいますが、SynologyNASの場合、HDDに何らかの障害が発生していると、事前に警告を表示してくれるので便利です。

せっかくNASが知らせてくれているので、データを失ってしまう前に、早めに新しいHDDに交換しておきましょう。

障害のあるHDDを確認

NASの本体に複数のHDDを積んでいる場合、どのHDDに障害が発生しているか確認したいので、NASの操作画面から【ストレージマネージャ】を選択してNASのHDDの状態を確認します。

 

ストレージマネージャが起動すると、注意警告が表示されていますね。

このまま放置しているのは怖いので、早めに対策しておきましょう。

 

ストレージマネージャの【HDD/SSD】を選ぶと複数のドライブの状態が確認できます。

この場合、4つのHDDのうち、ドライブ1〜3は正常で、ドライブ4に何らかの問題があるようです。

ここで、問題のあるHDDのシリアル番号を必ずメモしておきましょう。(※後でHDDを交換するときに必要になります)

4台のHDDのうち1台のHDDだけ交換すればいいということなので、1台だけ同じHDDを購入することにします。

データのバックアップが済んでいるなら、操作画面から【シャットダウン】を選んで、一旦NASの電源を落とします。

データのバックアップがまだの人は、先にバックアップておくことをおすすめします。

HDDを交換

NASの電源がオフの状態になったら、実際にHDDの交換作業になります。

このとき、どれが問題のあるHDDか分からなくなるので、NASからHDDを取り出してみて、先程メモったシリアル番号と照らし合わせます。

 

メモしたシリアル番号と同じHDDを見つけたら、それが問題のあるHDDということになります。

間違って問題のないHDDを交換してしまったら最悪なので、メモしたシリアル番号と同じHDDか再度確認して交換しましょう。

 

古いHDDをケースから取り外して、新しいHDDと付け替えればオッケー。

 

新しいHDDに取り替えたら元の位置に戻します。

ストレージマネージャで復旧

NASとパソコンを起動して、操作画面でHDDの状態を確認しますが、「未使用のドライブ」になっているのがわかります。

 

詳細を確認すると「非初期化」となっていますが、「復旧」すると正常になるので、このまま気にせず先に進みます。

 

ストレージマネージャの【ストレージプール】→【操作】→【復旧】を選びます。

 

交換したHDDが表示されているので、交換したドライブをチェックして次へ進みます。

 

チェックしたドライブのHDDが初期化されるので、データが消去されるアラートが表示されます。先程新しいHDDを選んでいるので、このままOKをクリックします。

 

最後に【適用】をクリックします。

 

後はストレージマネージャが復旧作業してくれるので、そのまま放置すればオッケー。

データの量によっては復旧作業に時間がかかるので、パソコンを終了して気が向いたらパソコンを起動して確認してみましょう。

 

データの復旧が正常に終わっていたら【健康】と表示されるので、これで壊れたHDDの交換作業は終わりです。

お疲れ様でした。

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