【2022年度版】デジタルイラストを描くパソコンを厳選!

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デジタルイラストを描くためにはパソコンが必要ですが、全く初めてでこれから道具を揃えようといった場合、パソコンの種類が多すぎていったいどれを選べばいいか分からないという方も多いのではないでしょうか。

メーカーや販売店側でイラスト用として告知しているパソコンなら安心感はありますが、選択肢が少なくなるだけでなく、スペックが高すぎたり、あるいはスペックが足りないなんていうことも。

今回は、実際にデジ絵を描いている自身が「今買うならこのパソコンがいい!」といった観点でデジタルイラストに使えるパソコンを厳選してみました。

デジタルイラスト用にパソコンの購入を検討している方は、是非参考にしてみてくださいね。

デジタルイラストには一定のスペックが必要

パソコンは様々な海外・国内の各メーカーから多くの機種が販売されているので、自分に合ったパソコンを選ぶのはホントに難しいですが、基本的に一定の必要なスペックさえあれば、あとは好みのものを選べばオッケーです。

ネット検索やWordやExcelといった文書ファイルを扱うだけなら安いパソコンでもオッケーですが、パソコンで絵を描く場合、取り扱うデータの多くは画像になるので、それなりの高いスペックが必要になります。

ただし高いスペックと言っても、3Dや動画をサクサク扱うようなハイエンドモデルのPCは必要ありません。2次元の画像データが快適に動作する程度のスペックで十分です。

クリエイター用PCに注意
たまにクリエイター用として販売されているパソコンがありますが、動画編集をする人のことをクリエイターと指している場合があるので、そういったパソコンを買ってしまうとオーバースペックのパソコンを無駄に高いお金を払って買ってしまうことになります。見かけや派手なキャッチコピーに惑わされず、スペックの内容を冷静にチェックしてパソコンを選ぶのが得策です。

WindowsかMACか

パソコンを買うときにWindowsとMACのどっちがいいか悩むこともあるかと思いますが、パソコンを使った経験があるなら、基本的には使い慣れている方を選べばオッケーです。

ただし、使うイラスト作成ソフトや、利用する他のデバイスと環境を合わせるのがおすすめです。

使いたいイラスト作成ソフトの動作環境に合わせる

使いたいソフトがWindowsしか対応していないのにMacを買ってしまうと最悪なので、使いたいイラスト作成ソフトが決まっている場合、そのイラスト作成ソフトがWindowsとMacのどちらのOSで使用できるのか、必ず動作環境を事前に確認しておきましょう。

もしまだ使いたいソフトが決まっていないなら、WindowsでもMacでも使える「CLIP STUDIO PAINT」が値段も安くて使いやすいのでおすすめです。

CLIP STUDIO PAINTについて知りたい方は『PCで絵を描くならCLIP STUDIO PAINT PRO!おすすめする7つの理由』も合わせてご覧ください。

 

よく使う他のデバイスに合わせる

自身の場合はiPhoneとiPadをよく使うので、イラストを描くパソコンはMacを使用していますが、全てApple製品で統一しているので連携の良さが抜群です。

iPhoneで撮影したりスキャニングした画像をMacに読み込んだり、Macで仕上げたイラストをiPhoneでインスタやツイッターでアップするといった連携がしやすいので便利です。

iPhoneとWindowsパソコンでも連携は可能ですが、どうしても操作が増えてしまいます。やはりApple製品同士の連携のよさにはかないません。

 

厳選!デジタルイラスト用パソコン

パソコンのスペックは、基本的にイラスト作成ソフトの動作環境に合わせてればオッケーですが、イラスト作成ソフトが推奨する動作環境ギリギリのスペックのパソコンを選ぶと、数年経過してOSやソフトがバージョンアップした時点で動作スピードがついていかなくなったりするので、イラスト作成ソフトが推奨する動作環境よりも少しゆとりのあるスペックのパソコンを選んでみました。

独自の基準で選んだのでこの限りではありませんが、少なくとも「動作速度が遅すぎて使えない!」なんてことはないかと思い合いますよ。

デスクトップパソコン編

デスクトップパソコンは場所をとることと、作業場所を移動できないのが難点ですが、ノートパソコンよりも高いスペックのパソコンを安く手に入れられるのが大きなメリット。

動作スピードに悩まされることなく、バッテリーを気にせずに長時間作業を続けられるのもデスクトップの魅力です。ガッツリ時間をかけて絵を描きたいならデスクトップパソコンがおすすめです。

Windows PC

 

PG-MJ12

 

CPUntel Core i5-12400(6コア/12スレッド 2.5GHz)
メモリ16GB
グラフィックGeForce RTX 3050/8GB
ストレージSSD/500GB

 

 

CPUIntel Core i5-12400F
メモリ16GB
グラフィックNVIDIA GeForce GTX 1660 SUPER/6GB
ストレージSSD/500GB

MAC

CPU/グラフィックApple M1チップ(※グラフィックはApple M1チップに統合)
メモリ8GB
ストレージSSD/512GB

ノートパソコン編

ノートパソコンはデスクトップ型と同等のスペックを得ようと思うと割高になってしまうこと。バッテリーを気にしながら作業しなければならないというのが難点ですが、場所をとらないのが最大のメリット。

デスクトップ型よりも動作スピードでやや劣りますが、気分によって場所を変えて作業することができるのが魅力です。短時間でゆるく絵を描きたいならノートパソコがンおすすめです。

Windows PC

IdeaPad Flex 570(16型 AMD)

ディスプレイ16.0型
CPUAMD Ryzen™ 7 5700U
メモリ16GB
グラフィックAMD Radeon™ グラフィックス
ストレージSSD/512GB

 

ディスプレイ15.6型
CPUIntel Core i7
メモリ16GB
グラフィックNVIDIA GeForce RTX 3050 Laptop GPU / 4GB
ストレージSSD/512

MAC

ディスプレイ13インチ
CPUApple M2チップ(※グラフィックはApple M2チップに統合)
メモリ8GB
ストレージSSD/512GB〜

ペンタブレットも揃えたい

パソコンでイラストを描くには、マウスを使って描く方法とペンタブレットを使って描く方法がありますが、基本的にはペンタブレットを使うことをおすすめします。

マウスで描くことは可能ですが、絵を描くことに関しては操作性があまりにも悪いので時間もかかりますし、思ったように線を引いたりできません。マウスで絵を描くのは現実的はないので、ペンタブレットは別途購入することをおすすめします。

ペンタブレットは【板タブレット】【液晶ペンタブレット】の2種類がありますが、予算に余裕があれば画面に直接描くことができる液晶ペンタブレットがおすすめです。

液晶ペンタブレットも選びたい方は下記の関連記事を参考にしてみてください。

 

おわりに

デジタルイラスト用のパソコンは、価格的に10万円〜といった感じになりますが、10万円以下の機種になると動作が遅すぎて作業が進まないといったことになりかねません。

10万円以下のパソコンでも使えますが、快適にサクサク使えるかというと実際にはキツいといった感じなので、価格帯としてはだいたい10万円〜15万円がおすすめになります。

もっと安いパソコンを紹介したかったのですが、「まともに使えそうなパソコンはどうしても10万円超えちゃうな〜」というのが正直なところです。

スペックの高いパソコンがもっと安く買えるようになってほしいですね。

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