2022年の米国株式はずっと下落相場でしたが、トータルでの保有資産はなんとかプラスを維持できました。
それもこれも、投資信託で毎月分解型のREIT(リート)の投資信託を保有していたからです。
株式の一本足打法では不安だったので、2021年の1月からREITに投資していましたが、これが思いの他狙いどおりの結果を出してくれたので、2022年8月現在の状態を報告したいと思います。
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株価は下がったけど毎月分配型のREIT(リート)で助かった
2022年の米国株式はずっと下がりっぱなしだったので、S&P500などのFTFはFRBの金利政策の様子を見ながら、下落を始めた頃に一旦全て売却して、先月(2022年7月)に買い戻すといった事をやりました。
まあ、なんとか運良く逃げた感じですが、こういう判断が必要な時期は正直しんどいですね(笑)
そんなわけで、株式を中心とした投資はパッとしない成績でしたが、ここにきて2021年から保有していた投資信託のREITが効果を発揮してくれました。
同じ時期に購入したnextWinの含み損が拡大ましたが、REITの方は結構頑張ってくれています。
実際のところ、自身が購入した時期からREITの基準価格もぱっとしませんでしたが、なんでこんなに好成績だったのか・・・。
それは毎月の分配金がすごく効いているからです。
リートの運用成績
実際に自身が保有しているのが【ダイワJ-REITオープン】と【ニッセイ世界リートオープン】で、どちらも毎月分配型の投資信託になります。
チャートで状況を解説したいと思います。
ダイワJ-REITオープン(毎月分配型)
【ダイワJ-REITオープン】は日本のREITですが、コロナショックで大幅に下落してから少し値を戻したあたりに購入しました。
これ以上下がらないだろうと思って購入したものの、日本のREITはズルズルと値を下げ続けました。(オレンジ色が基準価格)
買ってからしばらくは毎月含み損ばかりでしたが、毎月の分配金を再投資して口数をどんどん増やしていました。
当然、分配金も増え続けるので、基準価格と再投資した場合のグラフは全く違う線を描くことになったというわけです。
ニッセイ世界リートオープン(毎月決算型)
日本のREITでは不安だったので、世界のREITにも同じ金額で投資していました。
世界REITと言っても、実際には米国REITの割合が多い投資信託ですが、日本REITよりもよっぽど安定感があると考え、同じ時期に購入しました。
基準価格は右肩上がりに上昇する予定? でしたが、この1年半は横ばい状態でした。
ですが、こちらも毎月分配金を再投資していたので、増えた口数分だけいい感じに上昇しました。
毎月分配型のREITは後から効いてくる!
投資信託のREITは株式と違って分配金の高さが魅力。
基本的には売却時の利益よりも、分配金によるインカムゲインを狙った投資スタイルですね。
自身が保有している毎月分配型のREITなら、一定の分配金が毎月得られるのですが、この分配金は受け取らずに再投資します。
つまり、何も考えずに放置しとけば積立投資している事になるわけですね。
働いて得たお金を毎月積み立てるのではなく、分配金で毎月積み立てるといった感じです。
毎月分解型の投資信託は、税金も毎月分発生するのでパフォーマンス的にどうかなってのはありますが、それでも一旦は毎月利益が発生するっていう安心感はいいものです。
おわりに
ネットを調べると「REITはやめとけ」っていう記事をよく見かけますが、実際に1年ちょっとREITを保有してみて分かった事は、いろんなREITを複数保有している投資信託なら、比較的安心して保有していられるという事。
そして、毎月分配型の投資信託で再投資しておけば、評価額が下がっていても、保有期間が長ければ長いほど資産はプラスになっているという事。
この感じなら、売り時を探る必要もなさそうなので、このまま当分保有し続けようと思います。
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