摂取カロリーと消費カロリーは計算しても意味がない?

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ダイエットで摂取カロリーを減らしたり、運動で消費カロリーを増やしているけど、カロリーの計算どおりに痩せないと悩んでいる方は多いと思います。

そんなわけでカロリーについて自身なりに調べた上で考えをまとめてみました。少しでもダイエットの参考になてばと思います。

ただし、あくまで一人のダイエッターの見解なので、医学的・科学的根拠はありませんのであしからず。

カロリー計算を無視してもダイエットに成功

自身は運動と少しだけ食事を見直しただけで、1ヶ月ちょっとで体重を約10kg減らすことに成功しましたが、摂取するカロリーはほとんど意識していませんでした。

なんとなく「コレ食ったら太りそうだな〜」という食べ物を避けてはいたものの、ゃんとしたカロリー計算なんて一度もしたことがありません。

どちらかというと、カロリーよりも脂質を減らすようにしました。

カロリーはほとんど無視したダイエット生活でしたが、ポッコリお腹がヘコんでいるので「カロリーってそんなに気にしなくてもいいんじゃないか?」と疑問に思ったわけです。

脂肪を1kg減らすために7200kcalの消費が必要ってウソ?

 

世間一般にカロリーダイエットでよく言われているのが「脂肪1kgを減らすためには7,200kcal必要」という話。

しかし、「なんで脂肪1kgで7,200kcalなのか」について具体的に記載さている情報はあまり見たことがありません。

元をたどれば、脂肪1gを燃焼させるために9kcalが必要だそうで、脂肪は20%が水分で構成されているそうなので、20%を除くと脂肪1gで7.2kcal、つまり脂肪1kg減らすためには7200kcalが必要なんだとか。

20分くらいのランニングを毎日走れば1ヶ月で脂肪が約1kg減る計算らしいですが、自身の場合、1ヶ月毎日20分〜30分くらいのランニングで体重は7kgくらい減りました。

カロリー計算をしてダイエットする人からすれば「そんなことはありえない!」ということになるんですが、自身のダイエット結果は事実なので、カロリーに関する話はどうも腑に落ちない。

そこでいろいろ考えてみたんですが、「脂肪だけでなく筋肉など他の部分も減少している」とか「たまたま体重計に乗ったタイミングがよかった」とか「それでほど食べすぎてはいなかったが、少しの食事制限と運動の効果でみるみる体重が減った」という事くらいしか心あたりがないんです。

とは言え、それにしたって一気に体重減り過ぎて全然カロリー計算では説明がつかないわけです。

ということで、カロリー計算やカロリーの定義そのものを疑ってみました。

カロリーって結構いい加減だった

ではカロリーとはなんぞや? ということですが、もともとは1824年にフランスのニコラス・クレマンという物理学者が「水1kgの温度を1℃上げるために必要な熱量」という事をカロリーと名付けたそうです。

その後、ジルバーマンとファーブルっていう人が1852年に「水1gの温度を1℃上げるために必要な熱量」として定義されたんだとか。

ジルバーマンとファーブルによってカロリーが定義された後、1880年代の後半にアメリカのウィルバー・アトウォーターが、高圧で密閉した容器で食べ物を燃焼させ、放出された熱を測定。

その後に人間が食べ物を食べた後に出てきた便を燃焼させて、その差を計算することで人間が食べた食品のカロリーを算出するという方法をとったんだとか。

その後アトウォーターは便を燃やしてカロリーを計算する方法を発表し、脂肪1gを燃焼させるには9kcalと定義されたそうです。

このアトウォーター博士の研究は100年以上経った今でもカロリー計算の基盤になっているんだとか。

ここで「意外といい加減な方法でカロリーを算出してるんだなぁ」というのが自身の率直な感想。

例えばバナナを食べた後に出てきたウ○コ燃やしたところで、バナナで100%構成されているわけでもないでしょ」っていうツッコミを入れたくなります(笑)

「食べたバナナが全部ウ○コになってるか分からんし、その前に食べたステーキもウ○コに含まれてるかも知れんやん!」と思ってしまいます。

しかも、このアトウォーターの計算は間違っていることが明らかになったそうなんですが、なんだかんだで今もその計算が使われているんだそうです。マジかっ!

(参考:https://gigazine.net/news/20210622-calories-food-packets-wrong/

さてここまでは摂取する食べ物のカロリーの話ですが、人間が消費するカロリーはどんな方法で測定しているのか気になってきます。

調べてみると、消費するカロリーは2種類の測定方法があるそうです。

実験室の中で人が運動をすると、体から熱を放出しますが、運動前と運動後の実験室の水の温度を測定して熱の発生量を算出する「直接熱量測定法」と、エネルギーが発生するときに必要な酸素の量を測定し、体内で使用した酸素量からエネルギーを算出する「間接熱量測定方法」という2種類があるそうです。

(参考:https://www.tyojyu.or.jp/net/kenkou-tyoju/tairyoku-kiki/energy-sokutei.html

カロリーは厳密に計算しても意味はない!

アトウォーター博士のカロリーの測定方法は適当だし、食品のカロリーと消費カロリーは測定方法も違うので一致しないのも当然と言えば当然ですね。

以上のことから、カロリーを計算してダイエットに取り組んだからといって、計算どおりの結果を得られない可能性は高いかと。

「カロリーを計算してるけど思うように痩せられない」とか「カロリーなんて気にしてないけどそれほど太らない」という事は普通に起こりうることで不思議ではないってことですね。

だって、100年以上前の結構テキトーなカロリーの算出方法を今でも利用しているんですから。

というわけで、結局カロリーってよう分からん!

カロリーは厳密に計算しても仕方ないので、とりあえずカロリーの高い食べ物と低い食べ物をなんとなく覚えとくらいでいいんじゃないかと思います。

ただし、科学的根拠はないので腑に落ちない点がある場合は、いろいろ調べてみてくださいね。

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