デジタルイラストとは？
デジタルイラストとは、パソコン・タブレット・スマホなどのデバイスを使ってイラストを描くことで、「デジタル絵」「デジ絵」も同じことを意味します。
デジタルイラストを初めるには様々な機器が必要になりますが、紙や鉛筆のような消耗品が必要ないこと。修正がしやすいなどの様々なメリットがあるので、アナログからデジタルに切り替える人は多くなっています。
デジタルでイラストを描くことのメリットや、必要なものについては以下に解説していきます。
デジタルイラストのメリット
アナログでは思った通りの色を作るだけでも時間がかかりますが、デジタルなら簡単に色を選ぶことができますし、様々な配色を試したり、微妙な色調整も簡単にできるので、イラストの制作時間を大幅に短縮できます。
また、何度でもやり直しができるので、納得するまで修正をくり返して完成度を高めることができるのもデジタルイラストの大きなメリット。
様々なブラシを手軽に使うことができるので、作品によってタッチを描き分けることも簡単にできます。
他にも紙や絵の具のような消耗品がない。完成がデジタルデータなので、複製や配布がしやすいなどのメリットもあります。
- 時間が短縮できる
- やり直しや修正がしやすい
- 色の配色や調整が簡単
- いろんなタッチで描ける
- バリエーションが作りやすい
- 消耗品がない
- 複製・配布がしやすい
デジタルイラストに必要なもの
デジタルイラストを初めるときに必要なものは、パソコンを使う場合とタブレットやスマホを使う場合で少し違ってきます。
パソコンで描く場合
パソコンでデジタルイラストを描く場合、「パソコン」の他に「ペンタブレット」、「スタイラスペン」、「イラスト作成ソフト」が必要になります。詳しくは『【初めてのデジ絵】パソコンでイラストを描くために必要なもの』でも解説しています。
パソコンはデスクトップ型でもノート型でもオッケーですが、グラフィックデータを扱うことができる、ある程度の性能のパソコンが必要です。デジタル絵に使うパソコンの性能について詳しく知りたい方は『パソコンで絵を描くために必要なPCのスペックは？』をご覧ください。
「ペンタブレット」とは、キャンバスの代りになるもので、ここに「スタイラスペン」で絵を描いていきます。イラスト作成ソフトには無料・有料など様々なものがありますが、無料なら「MediBang Paint」、有料なら「CLIP STUDIO PAINT」や「Photoshop」などが有名です。
CLIP STUDIO PAINTについては『PCで絵を描くならCLIP STUDIO PAINT PRO！おすすめする7つの理由』で詳しく解説しています。
- パソコン
- ペンタブレット
- スタイラスペン
- イラスト作成ソフト
タブレットorスマホの場合
タブレットやスマホを使ってイラストを描く場合、「タブレットやスマホ」の他に、それぞれの機種や搭載OSに対応した「スタイラスペン」と「イラスト作成アプリ」があればオッケーです。
イラスト作成アプリは、無料なら「MediBang Paint」や「アイビスペイントX」、有料なら「CLIP STUDIO PAINT」や「Adobe Photoshop Sketch」などがあります。
- タブレットorスマホ
- スタイラスペン
- イラスト作成アプリ
おわりに
デジタルイラストは、道具を揃えるための初期費用はかかりますが、必要なものを揃えてしまえば、消耗品が不要。使うのは電気代くらいなので長期的にみればリーズナブルだったりします。
しかもイラストを描くための準備や後片付けはデバイスのオンオフだけなので、手軽にイラストを描くことができるのでおすすめです。
一つのイラストを完成させるまでの時間が短縮できるので、それだけ多くの作品づくりができますし、練習もたくさんできます。
「イラストを上手に描けるようになりたい！」という思いが強い人ほど、デジタルイラストはおすすめの方法です。ぜひチャンレンジしてみてくださいね。
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