ウクライナ事情やそれに伴う物価高騰で、FRBは金利を引き上げたため米国株がぱっとしません。ハイテク銘柄の多いNASDAQ(ナスダック)に関しては物凄い下落。
しかし、こんな状況の中ナスダック100を購入してみました。
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2022年の【NASDAQ100】の下落がエグい!
2022年は米国株の下落局面が続いていますが、NASDAQ(ナスダック)に至っては大幅下落が続いていて、暴落といっても過言ではない状況と言えます。
それにしてもエゲツない下げ幅ですね。
2021年の年末あたりにナスダック関連を買った方は大変な思いをしてるんじゃないかと思います。
NASDAQ(ナスダック)が暴落した原因
2020年のコロナショック後から2021年までは、怒涛の勢いで値を上げたナスダックでしたが、米国の物価上昇の対策としてFRBが金利を上げてきました。
更にロシアによるウクライナ侵攻で原油、天然ガスといったエネルギー価格が上昇し、世界的に物価が更に上昇。
ただでさえジリジリ上がっていた米国の物価上昇は更に加速することになりました。
物価上昇を抑えるため、FRBは金利を引き上げるわけですが、あまりにも急激な物価上昇になってしまったので、数回に分けて金利を引き上げる事でインフレの混乱を抑えようとしています。
金利が上がるという事は、借金の返済額も金利分だけ上がります。
ナスダックに上場しているハイテク関連企業は、たくさん借金をして後から利益を回収する仕組みになっている事が多いので、金利上昇はナスダック関連株に悪影響を及ぼすという感じですね。
つまり【物価上昇】→【中央銀行が金利を上げる】→【企業の借金返済が増える】→【株価に悪影響】といった流れが、借金の多いナスダック関連銘柄にハマってしまった感じでしょうか。
下落も終わり? ここでナスダックを買ってみました
米国金利の上昇はまだ続きそうですが、株価が永遠に下落を続けるというのも考えにくいです。
一番下落した局面を狙い撃ちするのは難しいですが、米国のハイテク関連企業が好決算だったこともあり、一旦下落が落ち着き、上昇局面に入ったように見えます。
とは言え、先の事は分かりません。
まだまだ下がり続けるかも知れませんし、このまま上昇するかも知れないので、一応少しだけ買ってみることにしました。
上昇するならそのまま放置しますが、更に下落するようであれば、買い増ししようかと考えています。
おわりに
実はナスダック100は2021年後半あたりに購入しようと考えたこともありましたが、上昇の勢いがすごかったのですが、FRBの金融引き締めが話題になり始めた頃から、「下落したら買いかな」なんて思ってました。
しかしその頃は、まさかここまで暴落するとは予想してませんでした。
それはロシアのウクライナ侵攻によって状況は急激に変化した事もあるかと思います。
未来の相場を予測することはできませんが、世界経済や投資する対象の性質を勉強しておいてよかったと感じています。
流行りで投資対象を選ばないよう、そして冷静に投資判断ができるよう精進しなくてはなりませんね。
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