個人で始めるネットショップ開業資金は?

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副業として「個人でネットショップを初めたい!」と思う人が多いと思いますが、ネットショップは開業資金としてどれくらい必要なのか気になるところですよね。

パソコンやカメラを持っていて、インターネットが使える環境があれば、ネットショップの開業資金はほとんど無料と言えます。

ただし、あくまでも「ほとんど」ということなので完全に0円ではありませんが、多くの人がスグにでもネットショップを始められるかと思います。

個人で開店するネットショップの開業資金は?

自身も副業でネットショップを運営していますが、インターネットができる環境もありましたし、パソコンやデジカメも所有していたので、実質開業資金は無料でスタートさせることができました。

つまり、ネットショップ自体を立ち上げるだけなら開業資金を無料でスタートさせることができますが、厳密に言えばショップを運営するためには、細かい内容も含めると、さすがに0円ではありません。

とは言え、ネットショップを立ち上げるために何100百万円も必要なわけでないのでご安心を。

肝心なのは「少ない資金で、できる範囲からコツコツと」ということが重要かと思います。

個人がネットショップを立ち上げるには、独自ドメインを取得してレンタルサーバーに契約する方法がありますが、ハードルが高くなるのでおすすめしません。

「ドメインの取得やレンタルサーバー、ワードプレスや決済システムの知識や操作方法もバッチリ!」という人は別ですが、「ドメインって何? サーバー何? ワードプレスってなんじゃそりゃ?」ていう場合、そんな知識がなくても利用できるネットショップサービスを利用するのがおすすめです。

今からドメインやサーバーのことを学びながら始めるよりも、商品を売ることに集中した方がスグに成果があがりやすいです。

個人の副業レベルでネットショップを始めるなら、以下のようなネットショップサービスを利用することを検討してみると良いかと思います。

個人におすすめの無料ネットショップサービス
    • BASE
    • STORES

 

BASE

ネットショップと言えば「BASE」というくらいに利用者も多いんじゃないかと思いますが、登録料も月額や年間での利用料も一切不要なのがいいです。

売れた商品の売上金額に応じて、決済手数料とサービス利用料をBASEに支払う仕組みになっています。

つまり、仮に商品が全く売れなかったとしてもランニングコストが発生しないので、副業として利用しやすいです。

自身もいろいろ検討した結果「BASE」を利用しています。

自身がBASEを選んだ理由を知りたい方は『オリジナルグッズの無在庫販売ならBASEがおすすめ!その理由は?
』をご覧ください。

STORES

STORES(ストアーズ)も人気のネットショップサービスで、無料から始められるフリープランと月額利用料を支払う有料プランがあります。

無料のフリープランは決済手数料5%で有料のスタンダードプランなら3.6%になるという仕組みになっているので、大量に商品を販売するなら有料のスタンダードプランを選んでもよいかも知れません。

無料プランと有料のプランで選べるのが「STORES」のメリットと言えます。

その他必要な資金

その他必要な資金

ネットショップサービスを利用すれば無料でネットショップを始められますが、その他にも必要なものがあります。むしろこちらの方に資金が必要になります。

最も必要そうなものから順番に、その他必要な資金として説明したいと思います。

その他必要な資金
    • パソコン
    • 撮影機材
    • ソフトウェア
    • 固定電話
    • 名刺
    • 仕入れ
      • 広告費
      • デザイン費

     

    パソコン

    商品の写真をアップしたり、商品説明の文字を入力したり、ネットショップのロゴデザインから写真の加工まで、タブレットやスマホでもできなくはないですが、細かい作業が必要なことが多いのでパソコンは必須アイテムです。

    特別高価なパソコンは必要ありませんが、5万円〜10万円程度は考えておくといいです。

    撮影機材

    商品を撮影するためのカメラが必要ですが、商品を上手に撮影するためには三脚も必須アイテムです。

    また、商品をより魅力的に撮影するためにはバックスクリーンや商品をかっこよく魅せるための小道具もあった方がいいです。

    カメラ関係の機材はピンキリですが、5万円程度〜20万円程度は考えておくといいでしょう。

    ソフトウェア

    パソコンのソフトで必要になってくるのは、主に画像編集ソフトになるかと思います。

    撮影した商品写真が暗かったり色のイメージが悪かったり、場合によってがホコリが付着していることもあります。画像編集ソフトがあれば、写真の色補正やホコリやゴミの削除も可能。

    撮影した商品画像の完成度を高めることができるので、ぜひ画像編集ソフトは入れておきたいですね。

    画像編集ソフトは無料・有料がありますが、好みのソフトを利用すれば何でもオッケーです。

    自身も使用していますが、「Photoshop」があれば、画像編集に関しては何でもできると言えるくらい機能が豊富なので画像編集で困ることはないかと思います。

    Photoshopは単体だと月額2,480円かかるので、Lightroomがセットになった月額980円の「Creative Cloud フォトプラン」がおすすめです。

    固定電話

    固定電話の回線が絶対に必要ではありませんが、ネットショップの連絡先として固定電話の番号を記載しておけばお客さんも安心です。

    また、固定電話の回線があれば、商品の仕入れなどで様々な会社と取引する際にスムーズなので、携帯電話だけでなく固定電話の回線も取得しておいた方がいいです。

    新たに固定電話の回線を作ると負担が大きくなりますが、最近では簡単な契約だけでスマホに固定電話の番号を割り当てられる便利なサービスがあるので利用するといいでしょう。

    例えば「03plus」なら月額980円で市外局番付きの電話番号をスマホで利用できるのでおすすめです。

    名刺

    ネットショップを開業すると仕入れなど取引の際に何かと名刺は必要になるので、作っておくことをおすすめします。

    ネットで簡単に印刷を発注できる「ラクスル」「プリントパック」のようなサービスを利用すれば、名刺100枚を1,000円前後で作ることができます。

    仕入れ

    取り扱う商品によっては仕入れが必要になるので、仕入れる商品の値段×数量分の資金が必要になります。

    取り扱う商品や在庫を持つ数量によっては、この仕入れが一番多くの資金を必要になるかと思います。

    ただし、商品に注文が入ってから生産する受注生産であれば、売上金の一部を使って仕入れるので、ネットショップの開業資金というよりは運営資金と考えておけばオッケー。

    自身の場合、受注生産の商品しか取り扱っていないので、売れ残りなどの在庫リスクがないので安心してショップを運営できています。

    広告費

    ネットショップにたくさんの商品を並べるだけでは売れるものも売れません。

    宣伝して少しでも多くの人にショップや商品の存在を知ってもらう必要があります。

    TwitterやInstagram、FacebookといったSNSで継続して投稿するといった宣伝しましょう。

    また、日々の投稿だけではフォロワーが増えるまでには時間がかかったりするので、効果が現れるまでにはかなりの日数がかかります。

    ネットショップを立ち上げたときや、ショップの運営に少し勢いをつけたいときなどは、広告費を支払って短期間に一気に宣伝するのも方法の一つです。

    SNSを利用した広告なら個人でも支払える金額で宣伝できるので、ここぞ!というときに利用してみましょう。

    例えばInstagramなら6日間で9,000前後で広告を出すことができますが、期間や地域などを限定を調整すればオッケーです。

    ロゴのデザイン費

    ネットショップを立ち上げたら、お店のロゴデザインにもこだわりたいところ。

    自分でデザインできる人ならパソコンでデザインしてもいいですが、デザインが苦手な人の方が多いかと思います。

    そんなときはデザインを外注することも一つの方法です。ただし、ショップのロゴデザインがいいから商品が売れるということでもないので、ネットショップがある程度軌道に乗ってきたら、お店のロゴをデザインするという方が良いかと。

    ショップオープン時にデザインを完成させるよりも販売することが先決。最初からお店のデザインにこだわるのはあまりおすすめしません。

    とは言え、どうしてもロゴだけはデザインを外注したい場合もあるかと思います。そんなときは、クラウドワークスやランサーズといったクラウドソーシングで発注するのが安くできるのでおすすめです。

    まとめ

    ネットショップを開業すること自体は、無料でオッケーですがその他の費用で資金が必要になることが分かってもらえたかと思います。

    既にパソコンやカメラなどの機材があれば、それをそのまま使えばいいのですし、在庫を持たない無在庫販売をするなら仕入れ資金の心配もいりません。

    取り扱う商品や、販売の方法によってはかなり低コストでネットショップを開業することができます。

    ここまで説明した内容を、ネットショップ開業時までに用意しておきたいものと、後からでもいいものに分けてまとめておいたので下記の表を参考にしてみてください。

    ただし、ほんの一例なのでこの限りではありません。

    開業時に用意したいものネットショップサービス無料(有料も有り)
    パソコン5万円〜10万円
    撮影機材5万円〜20万円
    ソフトウェア無料(有料も有り)
    例)Creative Cloud フォトプラン:月額980円
    固定電話例)03plus:月額980円
    名刺1,000円程度(100枚)
    仕入れ商品単価×数量
    開業後でもいいもの広告費リーチする人数や期間による
    (1,000円くらいからでも可能)
    ロゴのデザイン費3万円〜5万円

     

    おわりに

    以上、ネットショップ必要な開業資金について解説しました。年々会社の給料だけでは生活しにくい時代になってきました。

    自身も含めて、突然のリストラや会社の倒産に備えて副業を初めたいと考える人も少なくありません。

    とは言え、いきなり何百万も資金を投じて開業するのはあまりにもリスキーなので、できる資金で無理なくコツコツとネットショップを始めるのがおすすめです。

    最初は全くと言っていいほど商品が売れませんが、コツコツ商品を増やしてコツコツとSNSで宣伝を続けていけば、次第にポツポツと商品が売れたりします。

    ぜひメゲずにネットショップにチャレンジしてみてくださいね。



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