動画を共有する方法としてアプリやサイトを利用する方法がありますが、容量に制限があったり、利用料金が発生するサービスばかりです。
データの保存容量を気にすることなく、利用料金が発生しない「NASを使った動画の共有方法」について説明します。
Contents
なぜNASがおすすめなのか?
NASとは、CPUとHDDを搭載しているパソコンのようなもので、自宅で利用しているパソコンと接続することで稼働させることができます。
ブラウザで操作するので、エンジニアのような知識がなくても、比較的に簡単に扱うことができます。
動画共有サービスでは、保存容量などに制限があったりしますが、NASの場合、データの保存容量や利用料を気にすることなく、好きなだけ動画を保存したり共有することができます。
NASを利用した場合のメリットは以下の通りです。
- 保存できるデータのサイズが無制限
- 毎月や毎年の利用料金が発生しない
- 写真や音楽も共有できる
保存できるデータのサイズが無制限
HDDの保存領域が足りなくなったら、HDDを増設したり、新しいNASを連結して容量を増やすことも可能。
HDDやNASを買い足せばいいので、実質保存容量は無制限ということになります。
年々HDDも安くなってきているので、動画を保存するような大容量HDDも入手しやすくなってきています。
毎月や毎年の利用料金が発生しない
NAS本体とHDDを購入すれば、好きなだけ自由に使えるので、月額の利用料や年会費のような費用は一切発生しません。
必要なランニングコストはNASを稼働させる電気代のみとなります。
写真や音楽も共有できる
共有できるデータは動画だけではありません。写真や音楽も共有することが可能。
また、パソコンと同様、文書ファイルを共有することもできるので、様々なデータ管理をNASで一元化することができます。
パソコンを使ってNASと接続する方法
パソコンを使ってNASに接続することで、動画を保存することができます。
(※Macで解説していますがWindowsのPCでも同じことができます。)
ブラウザから接続
NASに「Video Station」という無料のアプリケーションをインストールすることで、ブラウザを使って動画を管理することができます。
Macのファインダーから接続
ファインダーからNASに接続することもできるので、通常のファイルと同じように動画データを管理することができます。
アプリから接続
スマホやタブレットからが「DS video」という無料アプリで動画を管理することができます。
共有する相手が家族なら、同じように「DS video」のアプリをインストールすることで、同じ動画を共有することができます。
NAS専用アプリ「DS video」で動画を共有
共有したい相手に「DS video」 アプリをインストールしてもらうことが難しい場合、動画のURLを発行して共有することもできます。
「共有マーク」をタップして、【公開共有】にチェックすると専用のURLが表示されます。
表示されたURLを、共有したい相手にメールやLINE伝えればオッケー。
相手側は、送られてきたURLをブラウザに入力するか、メールやLINEのリンクから動画を再生することができます。
ただし、動画のサイズや通信環境よって再生がおそい場合があるので、Wi-fiの環境での利用がおすすめ。
動画共有サービスは突然終了する可能性も!
動画共有サイトやアプリを利用した場合、最初は無料でも、保存するデータのサイズによっては有料になってしまうことも。
また、サービスを提供している会社が事業から撤退してしまい、突然サービスが終了することもあるので、大事な動画データを特定の企業に全て任せるのは心配です。
絶対に失いたくない大切なデータは、自宅で管理しておきたいところです。
おわりに
動画を共有する方法として有効なNASですが、動画、写真、音楽、これらのデータを家庭内で共有し、まとめて管理できるのはホントに便利。
それぞれにデータの共有方法や管理方法、保存容量で悩むことがなくなるので気分もスッキリです!
データの共有方法で悩んでいるなら、NASで一発解決してみてはどうでしょうか。
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