約20年近く使っていたドーム型テントが「さすがにそろそろ買い替えかな〜」なんて思っていた矢先、ついにテント内に大量の浸水被害にあってしまったので、重い腰を上げて新しいテントに買い換えることを決意しました。
そこで新しいテントを購入するまでに検討した内容を含めて「結局このテントにしましたよ」っていうお話をしたいと思います。
Contents
家族で使う最適なテントの条件
今回家族で使う新しいテントを購入するにあたって、いろんなテントを検討したのですが「最近のテントは値段がクソ高いなぁ」というのが率直な感想。
ファミリーで使えるような4人〜6人用のテント見てみると、「いいなぁ〜快適そうやな〜」って思うテントはどれも10万円以上もするんですよね。
人にはそれぞれ価値観があるので、テントに10万円かけられる人もいらっしゃるかと思いますが、「子供たちは数年先には大きくなって一緒にキャンプに行ってくれなくなるだろうし・・・」と考えてしまうと、「さすがにテントのために10万円超えはちょっと・・・」という感じです。
ちなみに我が家は、自身と嫁さんと、長男(中3)、次男(小4)の4人家族になるので、家族4人が快適に就寝できるテントを前提として検討しています。
・・・ということで、値段が安くて家族で快適にキャンプが楽しめるテントを以下のような条件で探すことにしました。
- 値段が安い
- 設営が簡単
- 広い
- 軽い
値段が安い
テントは一度購入すれば何年も使えるので、「値段は安ければなんでもいい」ということでもないですよね。やはりある一定の品質は必要です。
ある程度信用できるブランドで、概ね5万円〜8万円の間で購入できるテントを選ぶことにしました。
設営が簡単
家族でキャンプをする場合、ほとんどの場合パパさんがテントを設営することになるかと思います。
小学生くらいの子供が一緒なら、テント設営中でも「一緒に遊んで〜」みたいなことになるので、ママさんに手伝ってもらえるとしても「ココを持っといて〜」というくらいになるかと。
自身の場合、テント設営中は嫁さんに子供の遊び相手をお任せするので、誰も手伝ってくれないという最悪の事態になっても一人で設営できるテントを選ぶことにしました。
パーツの大きさや長さが違う複雑なテントは除外して、金属パーツが少ないワンポールテントや、同じ金属パーツで構成されるトンネル型テントならほんとんど悩まずに設営ができるかと思います。
広い
家族で使うならやっぱりテントは広い方がいいですね。
特に子供の夏休みの時期のキャンプともなると、ほとんどの時間を海や川で遊ぶことになります。
浮き輪、魚捕り網、虫捕り網、サンダル、水着などなど・・・とにかく荷物が多くなるので、荷物が置けるそれなりの広さも必要になります。
また、全ての荷物が収まるくらい広いテントなら、急な雨にあっても対応が楽になりますね。
軽い
キャンプでの荷物は軽いにこしたことはりません。キャンプグッズの中でも特にテントは重たい道具になるので、できるだけ軽いものを選びたいところです。
テントは大きければ大きいほど重たくなるので、最終的にはテントのサイズと重量を天秤にかけてバランスを見て選ぶ必要がありそうです。
金属パーツが少ないワンポールテントは、その点では重量が軽くなるので有利ですね。
いずれにしても、重量は要チェック項目です。
候補にした新しいテント
テントには様々なタイプがありますが、一番設営が簡単そうなのはワンポールテント。次にトンネル型テントといった感じ。
ワンポールテントならほぼ確実に一人で設営できますが、トンネル型テントは基本2人での設営を推奨しているようです。
ただ、トンネル型テントもやり方によっては一人で設営できそうだったので、テントのタイプとしては「ワンポールテント」と「トンネル型テント」の2種類から選択することにしました。
どちらのタイプも構造がシンプルなので、初めて設営するときも悩まずにすむかと。
ちなみにドーム型テントは以前使ってたので、違うタイプのものを選びたかったということと、構造がやや複雑なので今回は選択肢の中から除外しました。
ワンポールテント
ワンポールテントは金属のポールを一本立てればスグにテントの形になるので設営がお手軽です。金属パーツは真ん中のポールとペグくらいなのでかなり軽くなるようです。
設営が簡単な上に軽量ということもあって、最もお手軽なテントと言えるかも知れません。
ただし、気になるのは入り口付近の天井の低さ。我が家は夫婦そろって身長が高いので、背中を丸めながらテントを出入りするのがキツそうな感じです。
また、形状的に幅も必要になるので、車を横付けする際にはかなり広いスペースが必要そうです。
あまり大きいサイズのワンポールテントを買ってしまうと、キャンプ場の区画によっては設営できない可能性もありそうなので、サイズは慎重に選ぶ必要がありそうです。
ニュートラルアウトドア GEテント4.0
ワンポールテントの中でも高さがあって値段が現実的だったのが、ニュートラルアウトドアのGEテントシリーズ。
サイズ別に5種類販売されていますが、4人家族なら5人〜8人用の「GEテント4.0」あたりがよさそうです。
重量がなんとたった10kg! これなら女性も軽々と運べるかと思います。
展開したときのサイズ:400cm×400cm 高さ:約190cm(入り口:140cm)
トンネル型2ルームテント
トンネル型のテントは複数のポールが必要になるので、ワンポールテントよりも設営が少し面倒ですが、複数のポールが共通なので悩まず設営できるというのが魅力ですね。
また、タープを設営しなくても広いリビンスペースを同時に確保できますし、高さがあるのでテントの出入りも楽そうです。
更に、リビングのメッシュを閉じれば防虫対策もバッチリ! 虫が多いテントサイトでも快適に過ごせそうです。
重量はワンポールよりも重たくなりますが、設営した後の快適性はトンネル型の方が良さそうです。
テントファクトリー フォーシーズントンネル 2ルームテント L
テントファクトリーは比較的リーズナブルな新しいブランドなのですが、流通のムダを省くことで、高品質でありながら低価格を実現しているんだとか。
そんなテントファクトリーのテントの中から「フォーシーズントンネル 2ルームテント L」がファミリーにうってつけのサイズと価格で販売されていました。
重量は15.5kgになりますが、このサイズのテントとしては軽い方じゃないかと思います。しかもかなりのロープライスを実現しているのでキャンプ初心者は購入しやすいですね。
他にももっと安いテントはありましたが、これ以上安いテントは品質的に危なそうです。
展開したときのサイズ:約560cm×約255cm 高さ:約190cm
ビジョンピークス クワトロアーチ2ルームテント
ビジョンピークスもリーズナブルな価格でテントを販売しています。ヒマラヤのプライベートブランドという強みを活かしたクオリティとコスパの高さが特徴。
この手のトンネル型テントとしてはサイズが大きめなので、広々としたスペースが確保できます。
ただし、サイズが大きい分だけ重量は18kgとやや重たいテントになっています。
展開したときのサイズ:約670cm×約330cm 高さ:約200cm
設営方法は下記の動画が分かりやすかったので参考させていただきました↓↓↓
候補にしたテントの比較一覧
ブランド | ニュートラルアウトドア | テントファクトリー | ビジョンピークス |
商品名 | GEテント4.0 | フォーシーズントンネル 2ルームテント L | クワトロアーチ2ルームテント |
タイプ | ワンポール | トンネル | トンネル |
展開時の広さ | 400cm×400cm | 560cm×255cm | 670cm×330cm |
面積 | 16㎡ | 14.28㎡ | 22.11㎡ |
展開時の高さ | 250cm (入口:約140cm) | 190cm | 200cm |
重量 | 10kg | 15.5kg | 18kg |
価格 | 5万円台 | 4万円台 | 5万円台 |
「クワトロアーチ2ルームテント」を購入!
「フォーシーズントンネル 2ルームテント L」よりも2.5kg重たい18kgという重量は気になりましたが、2.5kg分の重たさを我慢するだけで、広いテントが手に入るという考えから、最終的に「クワトロアーチ2ルームテント」の購入に至った感じです。
ビジョンピークスの公式サイトでは2人での設営を推奨していますが、実際のところ一人でも設営可能です。ただし、一人での設営ははあくまでも自己責任ということで。
打ち込むペグの本数が多いので、設営には40分くらいかかりましたが、慣れればもっと早く設営できそうです。
読者の皆さんの応援で管理人は頑張れます! この記事が少しでもお役に立てたならポチッとブログランキングに投票していただくか、SNSで共有してくださいね。