ナンヨウハギ飼育のコツ!習性や水合わせと餌付けについて解説

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海水魚アクアリウムで人気の高いナンヨウハギですが、病気になりやすい魚なので、飼育にはちょっと注意が必要。

しかし特別飼育が難しい魚ということでもないので、マリンアクアリウム初心者でも十分飼育できる魚です。

今回は、ナンヨウハギの飼育について説明したいと思います。

「ナンヨウハギの飼育のコツが知りたい!」という方は、是非参考にしてみてくださいね。

ナンヨウハギ飼育のコツは?

ナンヨウハギの飼育飼育のコツは、ズバリ「病気を予防する」ということ。

海水魚の中でもナンヨウハギは病気にかかりやすい魚で、「白点病」になりやすいという特徴があります。

白点病になってしまうと、別水槽に隔離する必要があるので治療が大変ですが、白点病の予防さえしっかりやれば、ナンヨウハギの飼育は成功したも同然。

後はエサやりと水換えをくり返すだけで 、スクスクと元気に成長していきます。

海水魚の病気の予防ついて詳しく知りたい方は『海水魚の病気を予防する方法』も合わせてご覧ください。

殺菌灯で白点病を予防!

白点病を予防するには「殺菌灯」が効果絶大でおすすめです。

自身の場合、殺菌灯がないときは白点病に悩まされることが多々ありましたが、殺菌灯を導入して以来、魚が病気になったことは7年間一度もありません。

ナンヨウハギだけでなく、他の魚にも効果があるので、殺菌灯は是非導入しておきましょう!

また、魚が病気にならないようにするには、水槽サイズに合った魚の数におさえておくことも忘れずに。

白点病になったら早めの対処を!

魚の病気は人間の病気と考え方は同じで、早めに対処することで比較的簡単に完治させることができます。

白点病の場合、白点2、3個程度の段階なら、完治する可能性は十分あります。できるだけ早急に「ヨウ素」を水槽に添加してみましょう。

ヨウ素はサンゴ水槽に添加するものですが、白点病にも効果が期待できます。

自身の場合、ナンヨウハギが白点病になった初期段階で、規定量よりも少し多めにヨウ素を水槽に投入してナンヨウハギの白点病が完治した経験があるのでおすすめの対処法です。

 

完全に白点病になったら?

白点病の症状が進行したら、薬物による治療が必要になってきますが、自身の場合、初期段階のヨウ素の投入で白点病は完治したため、実際に使用した経験はありません。

また、「薬物治療で白点病が治った!」という話をあまり聞いたことがないので、実際にはどこまで有効なのかはよく分かりません。

薬物による治療は、あくまで最終手段と思っておいた方がよいかと思います。

 

「白点キラー珊瑚専用」は、メイン水槽に添加して使うことができるだけでなく、サンゴ水槽でも使える治療薬なので比較的簡単に利用可能。

 

「ニチドウグリーンFゴールド」は別の水槽に隔離して治療するための薬なので、面倒ですが完全に治療したいときの最終手段になる治療薬です。

 

ナンヨウハギってどんな魚?

水槽のコケを食べてくれる

ナンヨウハギは藻類を食べてくれる魚なので、コケ対策にもなってくれる嬉しい魚です。食欲も旺盛なのでコケ対策の強い味方になってくれますよ。

水槽のコケ対策は『【海水魚水槽】茶ゴケの原因と対策』で詳しく解説しています。

おとなしい

比較的おとなしい性格ですが、かと言って気が弱すぎることもないので、いろんな魚と仲良くできるタイプです。

他の種類の魚と混泳しやすいので、いろんな種類の魚を飼育したい人におすすめです。

ただし、成長してサイズが大きくなると、やや気が強くなることがあります。

混泳について詳しく知りたい方は『カクレクマノミと相性のいい魚と悪い魚は?海水魚混泳コツ』も合わせてご覧ください。

水合わせ

元気なナンヨウハギでも、購入して持ち帰ったときに横たわっていることがあります。

「えっ!? 死んだんじゃないの!?」って思うかも知れませんが、死んだふりをしているだけです。水槽に入ったらスイスイ泳ぎだすので、心配しなくても大丈夫です。

他の魚と同じように、気にぜず水合わせしていきましょう。

 

袋は開封せずに水槽に浮かべ、そのまま20分〜30分程度待ったら、袋の海水ごとバケツに魚を出します。

コップ1杯分の水槽の海水を3分置きにバケツに入れ、バケツの海水が、もとあった海水の2倍の量になったら水槽に投入しましょう。

ゴム手袋を装着し、やさしく、そして手早く水槽へ投入します。

餌付け方法

ナンヨウハギは雑食の魚なので、どんなエサでも美味しそうにどんどん食べてくれます。

自身の場合、2匹目の飼育になりますが、いずれも最初から人工餌を食べてくれたので、餌付けで苦労することはありませんでした。

ブラインシュリンプウミブドウを与えてもいいのですが、ちょっと高価だったりするので、基本的には水槽内のコケと人工餌で十分かと。

ただし、人工餌は動物性だけでなく、海藻系の人工餌をバランスよく与えるようにしておくことをおすすめします。

ナンヨウハギの残念なところ

ナンヨウハギの残念なところは、とにかく成長するのが早いという点です。

「とにかく食べる! グングン成長する!」という感じで、1年や2年飼育しただけで、明らかに大きさの違う魚に変貌をとげます。

90cmや120cmの水槽サイズなら、大きく成長しても余裕をもって飼育を続けられますが、60cm水槽なら最終的に海水魚ショップさんで引き取ってもらうか、アクアリウム仲間に譲るといったことも想定しておきましょう。

飼育スタートのナンヨウハギは小さめにしておくとよいかと。

おわりに

ナンヨウハギの飼育は2度目になりますが、初めて飼育したナンヨウハギは巨大になり過ぎたため、最終的には海水魚ショップで引き取ってもらいました。

それでも鮮やかなブルーが映えるナンヨウハギは、混泳しやすい魚ですし、コケを食べてくれるというメリットもあります。

夜はライブロックの隙間で寝る姿もかわいいので、「結局またナンヨウハギを買っちゃった!」ということになりました。

水槽のサイズアップをしない限り、またショップで引き取ってもらうことになると思いますが、それまで我が家の水槽で大切に育てていこうと思います。

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