
少年サッカーで写真撮影をするときに、「かっこいい構図」を意識して撮影すると、写真の完成度が高くなります。
どんな構図にすれば、かっこいい写真になるのか。
実際に撮影した写真を使って簡単に説明したいと思います。
初めてサッカー撮影に挑戦する方は『【少年サッカーの写真撮影】知っておきたい5つのコツ!』も合わせてご覧ください。
Contents
サッカーの写真でかっこいい構図は?
サッカーの写真撮影では、迫力あるシーンを撮るために、選手をできるだけ大きく捉える必要がありますが、構図を考えて撮影すれば、更にかっこいい写真になったりします。
あくまで、自身の感覚によるものですが、以下のようなことを意識しながら撮影するすることで、写真の完成度が高くなるかと思います。
- 選手とボールを入れる
- 選手の目線の先に余白を空ける
- 選手の目線とボールの位置
- 少しだけ引きの写真にする
選手とボールを入れる
基本的には選手とボールが入ると、いい写真になりやすいです。
ボールを追いながらシャッターチャンスを狙っていきますが、選手とボールがファインダー内に入ったら迷わずシャッターを切りましょう。
ボールを追い続けると、競り合いの場面を撮影できます。
縦撮りにも挑戦してみましょう。迫力あるシーンが撮影できたりします。
選手の目線の先に余白を空ける
常に選手を中心に置くのではなく、中心からずらすことで写真の印象がガラッと変わります。
選手の位置を左右どちらにずらすか迷ったときは、選手の目線の先に余白を設けるようにすると臨場感が出てくるのでおすすめです。
選手をやや左側に置き、目線の先に余白を空けることで写真の印象が変わります。
思い切って目線の先(写真右側)を空けると、試合中の臨場感が出てきます。
選手の目線とボールの位置
選手の目線を意識すると同時に、ボールとの位置関係で選手の位置を決めるとバランスがとれた構図になります。
目、足先、ボールの3箇所を結んだ線(トライアングル)が写真の中心あたりにくるようにするとよいかと思います。
選手は左側に位置していますが、ボールがやや右側にあることで全体にバランスをとった写真です。
ボールを中心に両チームの選手を写した写真です。選手と同じように、写真を見る人の目線も中心に引きつけることができます。
少しだけ引きの写真にする
できるだけ選手を大きく写すのがサッカー撮影での基本ですが、少しだけ写真を引くことで、プレーの状況が分かりやすい写真になります。
ただし、あまり引きすぎると「サッカーの風景写真」になってしまうので注意しましょう。
被写体となる選手だけでなく、まわりの選手が写っていることで、前後のプレーが想像できる写真になります。
トリミングで調整
撮影だけで構図を完成させるのは難しいので、撮影した写真はPCに取り込んで、写真加工ソフトでトリミングしていきます。
最初から引きで写真を撮影して、トリミングする方法も考えられますが、あまり大きく拡大トリミングすると写真のノイズが目立ってしまうので、最初からトリミングすることを前提に撮影しない方がよいかと思います。
(※写真は拡大トリミングのやり過ぎた例)
できるだけ撮影の段階でベストな構図になるよう意識して撮影します。
意図的でない限り、選手は大きく撮影するようにして、トリミングは微調整するくらいに考えておきましょう。
トリミング作業で構図が分かるようになる
最初のうちは構図を考えるのが難しいかも知れませんが、トリミング作業を繰り返しているうちに、いい感じの構図が分かるようになってきます。
慣れてくると「こういう構図の写真が撮りたい!」という考えが出来上がってくるので、撮りたい構図を意識して撮影していきましょう。
【構図を意識して撮影】 → 【トリミングで最終調整】
という流れで、いい感じの写真に仕上げることができます。
おわりに
今回、いくつかの構図の例を紹介しましたが、これらの構図だけにとらわれず、いろいろ試してみてください。
カメラを思いっきり斜めに構えてみたり、選手がはみ出すくらい大きく撮ってみてもいいですね。
しゃがんでローアングルで撮ると、おもしろい写真が撮影できたりします。
写真の構図は、考えるというより感覚や直感が大事だと思っています。
たくさん試してみて、好きな構図ができると撮影は更に楽しくなってきます。失敗を恐れずいろいろ試してみてくださいね。
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