車中泊では、車内を覗かれないようにするための目隠し用のシェードはまさに必須のアイテム。自身のハイエースで目隠し用のシェードを実際に使ってみて感じたメリットや、ちょっと残念だったことなどをまとめてみました。
「これから車中泊をしてみたい!」という方の参考になってくれればと思います。
Contents
車中泊で外から見えないように目隠しをしたい!
車内で寝ているときに窓の外から覗かれないようにしたいですし、別に誰かが覗くわけではなかったとしても、車内が丸見えの状態では外が気になって眠れないですよね。
安心して車内で眠るためには目隠し用のシェードがあると便利! ・・・というか車中泊では絶対に持っておきたいアイテムのひとつです。
目隠し用のシェードのことを調べてみると、DIYなどで自作している方は多いようで、安くしようと思えばいろいろ方法はあるようです。
とは言え、シェードを綺麗に自作する腕もない、道具ない、DIYする場所もない。更には「自作なんて面倒くさいからやってられない」っていう横着な私は、「ハイエース用のシェード」を購入することにしました。
以下、自身のハイエース【200系/標準ボディー/ロング】のシェードをチョイスしています。
こちらがフロント用のマルチシェード。
2列目と3列目のマルチシェードがこちらです。
ハイエース以外の車種はアイズアールブイ・楽天市場店で購入することができます。
アイズアールブイ高断熱マルチシェード
実際に車中泊したときの写真で、朝露でフロントガラスが湿って分かりにくいですが、遮熱性のあるアルミシートが使用されています。
サイドはこんな感じ、全く外からは見えません。
フロントもサイドもまさにドンピシャのピッタリサイズ! ちなみにルームミラーの部分だけを避けるように絶妙な加工がされているので、外から見えるような隙間は全くありません。
リヤの方はこんな感じで、これで完全にシャットアウトすることができます。
細かい形状にもピッタリと合うよう設計されているのもいい感じです。
実際に使ってみて分かったのは吸盤の吸着力がまさに最強クラス! ガラスにガッチリを吸着する感じがスゴく気持ちいい!
この手の吸盤は全然くっつかなかったり、スグにポロッと取れてしまうんですが、コレに限っては吸着力が違います。
あまりにも吸着力があるので、こういうしっかりしたリングが付いてるのも助かります。
人差し指をリングに入れてグイッ!と引けば簡単に取り外すことができるんですが、吸着力が強いので、バチッ!バチッ!っと取り外すときの音もスゴイです。
これもまた快感な音だったります(笑)
作りとしては必要十分な感じで、クオリティに不服と感じるところは全くありませんでした。ホントに細部に渡って丁寧に作られているのが実感できます。
高断熱マルチシェードのメリット
これまで何度か実際に高断熱マルチシェードを使ってみて感じたメリットを以下にまとめてみました。
- 外から覗かれる心配がない
- 断熱効果があるから冬は温かい
- 夏は駐停車時のシェードとして使える
- 車の盗難や車上荒らし対策になる
外から覗かれる心配がない
もはや解説の必要もありませんが、車の窓という窓を全て見えなくできるので、外から覗かれる心配がなく安心して寝ることができるようになります。
断熱効果があるから冬は温かい
断熱効果があるので、寒い時期でも暖かさを感じることができます。「めちゃくちゃ暖かい!」とまではいきませんが、やはり断熱シェードがあるのとないのとでは違います。
ただし、断熱効果があるので夏は涼しいと思いがちですが、車中泊では夜間は車内を閉め切ることになるのでエアコンを稼働させた場合に限ります。
断熱効果を期待するなら、フロントもリアも全面断熱シェードにしておきましょう。
夏は駐停車時のシェードとして使える
夏は車中泊のときだけでなく、車を駐停車する際に使うことで、車内を涼しく保つことができます。
普段の買い物などで車を停めた際に、フロントガラスの断熱シェードだけ取り付けておけば、買い物が終わって車に戻ったとき、車内が涼しい状態で発車することができます。
車の盗難や車上荒らし対策になる
一定時間車から離れるときはシェードを取り付けておけば、外から車内の様子が分からないので、盗難や車上荒らしのリスクを減らすことができます。
特に車上荒らしについては、車の窓から高級品が置いたままになっていないか確認してから荒らすそうなので、車内の様子が全く見えない車を、わざわざリスクを犯してまで狙うことはないかと。
車中泊のときは、寝るときだけでなく、しばらく車から離れるようなときはシェードを取り付けておくと安心です。
高断熱マルチシェードの残念なところ
高断熱マルチシェードを使っていて、唯一残念だと思う点は、「とにかくかさばる!」ということ。
高い断熱力を持たせようと思うと致し方ないことですが、一枚一枚のシェードが結構分厚いです。特にハイエースのような窓の多い車は、シェードの枚数も多いので結構場所をとります。
そういった意味では、「断熱効果はいらないから目隠しだしたい!」という人は断熱シェードよりも車内カーテンの方が収納に困らないのでいいかも知れません。
自身の場合、春や秋など過ごしやすいシーズンは、後部座席は車内カーテンだけで目隠しをして、運転席だけシェードを使っています。
シェードとカーテンを両方持っていると季節によって使い分けることができるので便利だったりします。
おわりに
以上、目隠し用に購入した断熱シェードについてまとめてみました。
断熱マルチシェードは間違いなく車中泊のマストアイテムと言えますが、収納のことも考えるとフロント部分だけ購入して車内カーテンと組み合わせて使うのも方法のひとつかも知れませんね。
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