絵を描くのが好き!という子供がいるなら、たくさん絵を描かせてあげたいですよね。
ペンタブレットで絵を描けば、紙や色鉛筆で絵を描くのとは違って部屋が画材だらけになりませんし、毎度画材を追加購入する必要もないので便利です。
デジタルお絵かきなら何度でも修正できますし、デジタル機器に慣れ親しむことができるというメリットも。
今回は子供向けのお絵かきペンタブレットの候補をいくつか紹介したいと思います。
子供向けのペンタブレットの種類
デジタルお絵かき用の子供向けのペンタブレットといっても、幼児に安心して渡してあげれる製品から、小学生〜中学生くらいなら渡してあげられるものまで種類は様々。
幼児〜小学校低学年くらいまでなら、おもちゃ感覚で使えるタイプのものがいいですし、小学校高学年〜中学生くらいになると、パソコンやスマホもある程度使えるようになるので、少し本格的なペンタブレットが良いかと思います。
子供のデジタルお絵かきに使えるペンタブレットには概ね以下の3種類になります。
- 単体で使える「おもちゃタイプ」
- スマホやiPadに接続するタイプ
- パソコンに接続するタイプ
幼児〜小学生向け
幼児から小学校低学年くらいなら、おもちゃ感覚で使えるペンタブレットがおすすめ。「おもちゃ」としてはやや高価ですが「ペンタブレット」として考えればリーズナブルと言えます。
タカラトミーから発売されている製品で、ペンタブレットと言うよりもお絵描き用の玩具として、小さな子供に安心して渡してあげられます。
本体はカラーで表現できないのが残念なところですが、スマホと連動することでスマホ側で着色することができます。着色する際にはスマホを使用するので大人が一緒にいる必要がありますが、子供向けとしては現実的な価格になっています。
子供の玩具としては値段がやや高めですが、カラー表現ができる子供向けペンタブレットで、スマホもパソコンも不要。「子供が小さいうちはスマホを触らせたくない」という人にはおすすめです。
描いた絵をアニメにして動かすことができる機能もあるので楽しめることは間違いないでしょう。
厳密にはペンタブレットではありませんが、iPhoneやiPadをペンタブレットとして使うことができる製品です。
iPhoneやiPadで絵を描くことになるので、いまいちこの製品のメリットが分かりませんが、「こういうのもありますよ」っていう意味で掲載しておきます。
小学生〜中学生向け
小学校高学年から中学生になってくると、スマホやパソコンに接続する少し本格的なペンタブレットの方がおすすめ。
少し高価ではありますが、表現の自由度も高くなりますし、大人になっても使い続けることができるというメリットがあります。
小学生にも扱いやすいコンパクトサイズの液晶ペンタブレットで、スマホ接続、パソコン接続の両方に対応しています。液晶ペンタブレットとしては価格もリーズナブルです。
パソコンに接続するタイプのペンタブレットで、本格的なイラスト作成ソフトが使えるペンタブレットをリーズナブルに購入できるという点では大きなメリット。画面を拡大縮小するリングキーといった便利な機能が備わっているのも特徴のひとつです。
パソコンがなくてもAndroidのスマホがあれば使うことができる液晶ペンタブレットです。パソコンに接続して使うことも可能。こちらも本格的なイラスト作成ソフトを利用できます。
同じHUION製の液晶ペンタブレットで、ワンサイズ大きい機種になります。こちらもAndroidスマホ、パソコンの両方に対応しています。
iPadをペンタブレットに!
新たに購入するとなると高価な買い物ですが、もしお父さんかお母さんがiPad(Apple Pencilが使えるタイプ)を既持っているならiPadをペンタブレットとして使うのがおすすめ。
しかもiPadで利用できるお絵かきアプリは種類が豊富なので、まさに最強のお絵描きツールと言えるでしょう。
iPadのメリットが知りたい方は『デジタルイラスト初心者はiPadがおすすめ!その理由とは?』をご覧ください。
オンライン授業やリモートワークのツールとして
子供向けのペンタブレットと言っても、小学校高学以上になるとパソコンに接続して使用するタイプのものが選択肢に入ってくるかと思います。
「子供のためにこんな高価なものはちょっと・・・」とためらってしまいますが、パソコンに接続するタイプのペンタブレットならオンライン授業で使えますし、お父さんやお母さんのリモートワークにも活用できるので、いっそのこと「Artist 12Pro」ようなペンタブレットで家族で共有するのもアリです。
大人が使えるタイプのペンタブレットで価格が安いものが知りたい方は『10万円以下で買える!価格が安い液晶ペンタブレットまとめ』をご覧ください。
おわりに
絵を描くという作業は、想像力やアイデアがたくさん必要になるので、実は「絵を上手に描く」というよりは「想像力を豊かにする」という点で重要だと思っています。
自身は物心ついた5才くらいから、たくさん絵を描いていましたが、今はその延長でグラフィックデザイナーとして日々奮闘しております。
絵を描くことは一時やめてしまったので、プロのイラストレーターみたいに上手にイラストを描くことはできませんが、アイデアを生み出すデザイナーとしては、子供の頃にたくさんの絵を描いた経験が今の自分を作っているのだと思っています。
子供本人が絵が好きなら、是非たくさん絵を描かせてあげたいですね。
もしもお子さんが絵やイラストが明らかに上手で、将来性を感じるなら、いっそイラスト教室でちゃんと教わってみるのもいいかも知れません。
イラスト教室について知りたい方は『絵が好きな子供の習い事はオンラインのイラスト教室!そのメリットは?』も合わせてご覧ください。
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