車中泊仕様に改造するならハイエース!必要な装備は?

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ハイエースは室内も広いし、最初から無駄な装備がないので、車中泊用に改造もしやすい車両です。車中泊仕様に改造するならハイエースはまさにおすすめの車です。

今回は、ハイエースを車中泊用に改造するための装備品について解説します。

これから車中泊のために車の購入や、装備の購入を考えている方は、是非参考にしてみてくださいね。

ハイエースを車中泊できるように改造したい!

ハイエースを車中泊に改造するには、ある程度なら自作で改造することもできますし、専門のショップに依頼すれば、本格的なキャンピングカーに変身させることもできます。

ただし、その前に注意したいのが、車両を購入する前に改造の計画を立てておくことです。

後から改造しようと思っても後付けできなかったり、余計に費用がかかってしまうこともあります。

車を購入する前に、どんな装備が必要なのかを事前に確認しておきましょう。

引用元:https://recvee.jp

車中泊旅行のスタイルで装備が決まる

車中泊に必要な装備品としてスグ思いつくのは、寝やすいベッドや、ちょっとしたテーブルですが、他にもいろんな装備が必要です。

予算に余裕があれば完全キャンプ仕様のフル装備にしてもいいですが、アレもコレもと装備を増やしていくと、どんどん費用も膨らんできます。

「どんな車中泊でどんな旅行をするのか」を決めておくと最低限必要な装備だけを選ぶことができるので、改造費も少なくてすみます。

星空キャンプ

車中泊で欲しい装備

まずは、車中泊に必要と考えられる装備品を一通り紹介していきます。

全て装備すればハイグレードなキャンピングカーになりますが、本当に必要な装備は何なのかを考えてみましょう。

ベッド・シート

座り心地も寝心地も重視したいなら、別売のシートに変更するのがおすすめ。

後部座席のシートを車中泊用にすれば、座席としてもベッドとしても利用しやすくなります。大きく前後にスライドするシートに変更すればラゲージスペースを広く確保できるので、たくさん荷物を積みたいときにも便利です。

引用元:https://minkara.carview.co.jp

 

また、省スペースで団らんを楽しみたいなら運転席と助手席が回転するようなシートを選ぶのもいいかも知れませんね。

引用元:http://hiace-magazine.com

テーブル

車中泊ではテーブルがあると何かと便利。食事をしたり、寝る前に家族や友人とカードゲームで楽しむこともできます。

他の装備に比べれば安い装備なので、改造するなら是非装備していおきたいですね。脱着式のテーブルにすれば使用しないときはスペースを広く使えます。

引用元:https://gazoo.com/

冷蔵庫・冷凍庫

夏場のキャンプでは、肉や魚などの痛みやすい食品は気を使いますよね。

大きなクーラーボックスと大量の保冷剤も必要になるので、荷物が重くなって何かと大変ですが、冷凍庫や冷蔵庫がれば手軽に食品を持ち運べます。

今まで敬遠していたお肉や魚などの食品もお土産として持って帰りやすくなりますね。

引用元:https://minkara.carview.co.jp

トイレ

キャンプ地はどんなトイレが設置されているかは分かりません。あまり衛生的ではないトイレしかなかったり、虫が多いトイレは嫌なものです。

また、他の人が座った便座はちょっと遠慮したいという場合には、ポータブルトイレがあると安心です。

トイレについては『バンコンキャンピングカーにトイレは必要か?ちゃんと考えてみよう!』で詳しく解説しています。

引用元:https://recvee.jp

電子レンジ

電子レンジは絶対に必要なものではありませんが、移動中にコンビニで買ったお弁当を温めることができるので、手軽に食事ができて便利です。

ただし電子レンジは大きな電力が必要なので、「補助バッテリー」は必須となります。

引用元:http://vehicleweb.co.jp

換気扇(ベンチレーター)

車内は寝るだけといった場合は特別換気扇は必要ありませんが、車内で食事をする場合は匂いが気になることがあります。そんな時は換気扇が役立ちます。

天井に取り付けるタイプと窓に取り付けるタイプがありますが、天井に取り付けるタイプの換気扇にする場合は専門のショップに取り付けてもらう方がいいでしょう。

引用元:http://campingcar-rv.com/osakablog

エアコン

通常の車のエアコンはエンジンをかけた状態で使用しなければ、スグにバッテリーが上がってしまいますし、道の駅やサービスエリアなどの公共の駐車場ではアイドリングは禁止です。

外部電源で駆動するエアコンがあれば、エンジンをかけなくてもエアコンを使用できるので気兼ねなくエアコンを使用することができます。

また、車中泊では暑いからといって夜に窓を開けて過ごすのは何かと心配。車内を締め切ったままエアコンが使えると何かと重宝します。

引用元:http://syatyuhaku.com/wordpress

暖房(FFヒーター)

FFヒーターという暖房があると、エンジンを停止した状態で暖めることができて音も静か。肌寒い春先や晩秋から冬にかけての車中泊では重宝します。

電力ではなく燃料を使う暖房器具で、ガソリンを使用するものと軽油を使用するものとがあります。

本体と取付け費用を合わせると高価な買い物になりますが、取り付けは専門のショップにお任せしましょう。

引用元:https://www.ogushow.co.jp

補助バッテリー

仮眠程度の車中泊であれば、なくても困りませんが、冷蔵庫、電子レンジといった電気製品を使用するなら必須の装備です。

夏のキャンプでは浮き輪を膨らませる電動式エアーポンプに使ったり、スマホやタブレットの充電などにも使えるので、是非装備しておきたいですね。

引用元:https://www.tranpo-kit.com

シャワー・水廻り

水廻りがあると、車内で手や顔を洗ったり歯を磨くことができるようになります。

海や川で遊んだり、サーフィンなどで体についた泥や砂を洗うのに、シャワーがあると何かと便利です。

大量の水は使えませんが、アクティブなアウトドア派の人は、シャワーなどの水廻り装備があると助かります。

カーテン

寝ている間に外から車内を覗かれたりするのは嫌なものですよね。車内で食事をしたり服を着替えたりすることもあるので、カーテンはあった方が安心ですね。車中泊には是非装備しておきましょう。

引用元:https://www.ogushow.co.jp

網戸

夏場になると車内に虫が入ってくるので、暑くても窓を開けることができませんが、網戸があれば夏でも窓を開けられます。風通しがよくなってエアコンを付けなくても涼しく過ごすことができます。

手軽に購入できますし後付けできるので、是非装備しておきたいですね。

引用元:http://hiace-parts.net

ポップアップルーフテント

ちょっと贅沢品になりますが、ポップアップルーフテントがあると、車内で寝れる人数を2人分増やすことができます。

また、テントの設営や撤収作業がなくなるので、楽にキャンプを楽しむことができますね。楽しい空間が増えるので、子供も大喜び間違いなしの装備です。

引用元:https://recvee.jp

 

サイドオーニング

ルーフテントと同様、あっという間にキャンプスペースができるので、キャンプ場でタープの設営が面倒くさいという人は装備しておくと重宝します。

リモコン操作ができる電動のサイドオーニングなら、雨の日の車の乗り降りも便利になるので、普段遣いでも役立ちます。

引用元:https://www.goodfreedomcamper.com

太陽光パネル

冷蔵庫やテレビ、電気ケトル、電子レンジ、ドライヤーなど、電気系の装備が多くなってくると、補助バッテリーがあったとしても電力に不安が残りますが、太陽光パネルがあればその不安も解消されます。

非常に高価なですが、長期滞在をしたい場合は装備しておきたいですね。

引用元:https://www.do-blog.jp/travois

本当に必要な装備品は?

ざっくりと紹介した車中泊仕様の装備品ですが、全て揃えるとそれだけ価格も高額になってしまいます。

1泊か2泊ぐらいで温泉旅行がしたい人や、夜に車を走らせて翌日の早朝から釣りをしたいという場合はは、それほど多くの装備は必要ありません。

また、春から秋にかけてはキャンプに出かけるけど、冬場はキャンプに出かけないという場合は、FFヒーターといった暖房がなくても、保温性の高いシュラフを使用するなどして対処することもできます。

せっかく車中泊用に改造するのであれば、できるだけ便利にしたいところですが、多少の不便があるのも車中泊やキャンプの楽しみでもあります。

「必要のない装備はどれか」「必要な装備はどれか」を整理することをおすすめします。

自分での改造は無理のない程度に

改造費を安くするために、様々な装備品を自分で取り付けたり加工するというのも方法のひとつですね。

ただし、自分で改造すると綺麗に装備品を取り付けできなかったり、間違った装備品を購入してしまうといったリスクもあります。

自分でできる事とできない事を整理して、無理そうな部分は素直に専門のショップにお願いしましょう。

取り付け料や改造費がかかりますが、綺麗に仕上げてくれますし、まず間違いはありません。

電気系統は専門のショップで改造してもらって、収納ボックスや棚といった家具は自分で取り付けるのもいいかも知れません。

まとめ

車中泊仕様のハイエースにするための様々な装備品を紹介しましたが、概ね今回紹介したような装備があれば、キャンプや車中泊で困ることはないと思います。

全ての装備を揃えるとなると費用も大変ですが、ハイエースは20年ぐらいは十分乗れる車です。

妥協して中途半端にはしたくないですよね。

ハイエースをどんなふうに改造していくか考えるのは、なかなか大変な作業ですが、これが一番楽しい時かも知れません。

ハイエースを納得のいく改造をして、楽しい車中泊旅行ができるといいですね。

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