マリンアクアリウムで海水魚を飼育してみたいけど、「近くに海水魚を売っているお店がない。」っていう人も多いのではないでしょうか?
しかし、ネットで販売されている魚を購入するのは心配ですよね。
今回は実際にインターネットで海水魚を買ってみたので、海水魚のネット購入はホントに大丈夫なのか。気になる方は是非参考にしてみてくださいね。
Contents
近くに海水魚を売ってるお店がない
ネット販売されている海水魚を購入する理由としては、「近くに海水魚を売っているお店がない」ということが多いと思います。
また、近くに専門ショップがあったとしても、魚が欲しいタイミングに欲しい種類の魚が売っていないといったことも。そうそう何度もショップに足を運ぶのも難しいですよね。
お店のスタッフに欲しい魚を伝えて、入荷したら連絡してもらうこともできますが、魚の種類によっては、いつになる分からないというデメリットもあります。
- 近くに海水魚を売っているショップがない
- ショップに行っても欲しい魚が売っていない
- ショップに行く時間がない
生き物をインターネットで購入するのは心配
いざネットで海水魚を飼うとなると
「お店はちゃんとした魚を届けてくれるの?」
「魚が死んで届いたらどうなるの?」
といったことが心配になってきます。
飼育セットを購入するのとは違って、取り扱うのは生き物。元気に生きた状態で魚が届くのか気になるところですよね。
実際にインターネットで海水魚を購入
自身も同じような心配がありましたが、今回はネットで魚を購入することにしました。実際の体験を元に報告したいと思います。
ネットで注文
ショップさんによっては独自の公式サイトで購入できますが、ちょうど楽天のポイントがそこそこ貯まっていたので、購入者のレビュー高評価な「charm 楽天市場店」で購入。
カートに入れて注文が完了したら、まずはメールで自動返信による確認メールが届きます。
いつ届くの?
翌日にショップから発送が完了したことのメールが届きます。チャームさんの発送手配が早かったので、注文した翌々日にはヤマト運輸さんから魚が届きました。
発泡スチロールの箱で届きますが、当然中には魚と一緒に海水も入っているので、受け取るときは重さに注意が必要です。
梱包状態は?
発泡スチロールの箱を開封すると、新聞紙に包まれた状態。
更に開封を進めていくと、中から緩衝材とカイロが出てきました。購入したのが冬だったため、中の水温を温めるためにカイロも入っているというわけです。
これなら魚も安心して元気なまま移動できそうですね。
届いた生体(海水魚や珊瑚)が生きているかチェック
ここで注意したいのが、海水と魚が入ったビニール袋は、開封する前に必ず中身の生体が元気に生きているか確認するということ。
届いた時点で既に生体が死んでしまっていた場合、ビニール袋は開封してない状態がわかるように写真撮影。袋の中の生体がどんな状態なのかを動画でも撮影して、メールでお店へ連絡すれば、お店の方で対応してくれるようです。
ただし、魚の入ったビニール袋を開封してしまった後に生体が死んでしまっていたことに気づいて、後から写真を撮影したり動画を撮っても、お店では対応はできないようなので気をつけましょう。
生体の入ったビニール袋は開封前に元気に生きているかチェック!
とだけは覚えておきましょう。
詳しい対処法については箱に同梱された用紙に丁寧に記載されているので安心です。
できるだけ早くいい環境に移してあげたいので、元気に泳いでる生体を確認できたら、早速袋ごと水槽に浮かべて水合わせをしていきます。
今回は小さなエビも購入したので、エビが落ち着くためのネットも袋の中に入っていました。
デバスズメダイの方もビニール袋の中で元気に泳いでいます。その後、元気な状態のまま無事に水槽の投入できました。
ネットで購入するメリット
海水魚をショップまで足を運んで購入する方法と比較した場合、ネットで購入したときに感じたメリットを以下にまとめておきます。
- 近くにお店がなくても購入できる
- お店に行って欲しい魚がいない!という無駄足がなくなる
- 忙しくても購入しやすい
近くにお店がなくても購入できる
全国でも海水魚を販売しているショップは数えるほどしかありません。そんな中、自宅にいながら海水魚が購入できるのは最大のメリット。
近くに観賞用の海水魚を販売しているお店がない地域でも、手軽マリンアクアリウムを楽しむことができるのはいいですね。
お店に行って欲しい魚がいない!という無駄足がなくなる
自分が欲しい魚を目当てにショップに足を運んでも、既に売れてしまっていたり、入荷がまだ先といったことも。
ネット購入なら何も買わずに無駄足になることがないのもいいですね。パソコンで見て、欲しい魚がなければパソコンを閉じればいいだけです、
忙しくても購入しやすい
いつでも自宅から注文できるので、忙しくてお店に行くヒマがない人でも購入できるには助かりますね。
ネットで購入するデメリット
海水魚のネット購入で感じたデメリットは以下のような感じです。
- 色合いなど、どんな生体が届くか分からない
- 届いたら生体が死んでいたり弱っている可能性がある
- お店のアドバイスを直接もらうことができない
- 届いた箱や梱包資材の処分が面倒
色合いなど、どんな生体が届くか分からない
ネット購入での難点は「どんな生体が届くかは分からない」といったところ。魚の大きさは購入時に記載されていますが、色合いについては届いてみないと分かりません。
届いたら生体が死んでいたり弱っている可能性がある
どんなにお店の人が気を配ってくれていても、やはり死んでいたり弱っていたりする可能性はあります。お店も対応してくれますが、それでも購入者も多少の手間がかかってしまいます。
お店のアドバイスを直接もらうことができない
ショップに行けば気になることを店員さんに質問すれば、即答で返事がもらえますが、ネット購入ではそういった対応難しいですね。基本メール対応になるので、お店と自分のお互いの都合で、質問事項が解決できるまで、どうしても数日時間がかかってしまいます。
届いた箱や梱包資材の処分が面倒
ネット購入で意外と面倒なのが、箱や梱包資材の処分です。厳重に梱包してあるので、開封後のごみ処理にも少し時間がかかりました。
また、我が家の場合、発泡スチロールを捨てられるのは週に1回だけ。発泡スチロールの箱を捨てるまでずっと家に置いていました。
まとめ
今回、インターネットで海水魚を購入するきっかけとなったのは、地元の海水魚ショップが一時閉店となり、いつ再開されるのかが分からないということ。しかも、その間に新しい海水魚が欲しくなったためです。
少し車を走らせれば、他のアクリウムの専門ショップにも行けるのですが、この時期忙しかったという事情もあり、初めて海水魚をネットで購入することになりました。
海水魚をネット購入してみて、今回は特にトラブルがなかったので、深いところまでは分かりませんが、発送手配の速さや梱包状態からショップの誠実な対応が感じられました。
ショップの立場になって考えれば、ネット購入のお客さんなら、尚更いい加減な対応はできないのではと思います。移動時間の事も考えて、おそらく一番元気のいい生体を選んでくれているのではないかと思います。
ということで、今回の海水魚のネット購入は無事に成功! また次回も利用してみたいと思います。