投資で資産運用するとリスクはつきものですが「資産運用で失敗はしたくない!」と思うのは人間として当たり前ですよね。
自身も投資で資産運用を続けていますが、これまでの成功や失敗などの経験や様々な情報を元に、資産運用で失敗しないためには何が必要かが分かってきたので、ここにまとめておきたいと思います。
これから資産運用を始めようと思っている投資初心者の方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
この記事は投資に関する内容になっています。下記の【ご注意】について同意していただいた方のみ、このまま読み進めてください。
Contents
資産運用で失敗しないための5つの心得
一言に資産運用といっても、株式、債権、不動産、金、銀、プラチナなどなど・・・その方法は様々。
これらの資産となるものを買ったり売ったりして資産運用するわけですが、自身の場合は株式と現金だけで資産運用をしています。
なぜなら株式の仕組みを一番理解できているし、理解しているからこそ最もリターンを得る可能性が高いと考えているからです。
何に投資をするかは好みでいいかと思いますが、大事なことは「投資対象の仕組みを確実に理解すること」だと考えています。
「あの人がコレに投資するといいよと言っていたから・・・」という根拠のない理由で、よく分からないものには絶対を投資しないことです。
特に、誰かに勧められてそのまま買ってしまうことだけはやめましょう! 場合によっては騙されている可能性もあります。
投資詐欺については下記の関連記事で詳しく解説しています。
資産運用で失敗したくないなら、以下のような心得があるとよいかと。
- 投資対象の仕組みと性質を理解すること
- 借金してまで投資はしないこと
- 短期的なトレーディングはしないこと
- トレンドだけで投資先を選ばないこと
- リターンを急がないこと
① 投資対象の仕組みと性質を理解すること
まずは投資対象の仕組みと、その性質をよく理解しましょう!
「なぜその投資先に投資するとリターンが得られるのか。」
「投資家に戻ってくる利益の収入源はどうやって確保しているのか。」
お金の流れと、その仕組みを確実に理解する必要があります。
また、「その投資対象がどんな特徴を持っていてどんな性質があるのか」についてもしっかり把握しておかなくてはなりません。
仮に投資対象が株式だったとするなら、株価が変動する原因や配当金などの仕組み。
金利や為替との関係性などなど・・・。投資する銘柄によっても個別の性質や特徴を持っているので、それらについてもよく理解することが必要です。
他の投資対象でも同じことで、不動産なら不動産の仕組みや性質をしっかり理解してから、投資に取り組むことが必要です。
ちなみに、投資対象の仕組みと性質を理解する能力があれば、投資詐欺を見抜くことは簡単ですし、詐欺でなかったとしても、リスクが高い投資商品を回避することもできるようになります。
自分の頭で考えてみて、投資対象の特徴や性質をよく理解できないものや、疑問に思うものには投資はしない方がいいです。
② 借金してまで投資はしないこと
これはホントに声を大にして伝えたいことですが、絶対に借金してまで投資はしないことです。
どんな投資でも投資である限りリスクがゼロではありません。
100%元金とリターンが返ってくるわけではないので、借金したお金で投資するのはすごく危険な行為だと思います。
例えば、借金したお金で不動産に投資して、家賃収入でローンを返済して余った分をリターンとして得るというと投資方法には危険を感じます。
投資した不動産が地震などの被害を受けるかも知れませんし、空き室で想定していたとおりの家賃収入が入ってこないことも考えられます。
ローンの返済期間が長ければ長いほど大きなリスクを背負うことになりますし、不動産はスグに手放すことができないのも難点です。
安全な資産運用を望むなら借金はせずに、手持ちのお金で投資することを強くおすすめします。
③ 短期的なトレーディングはしないこと
短期的なトレーディングは決して悪いことではないんですが、短い期間で何度も売ったり買ったりすると、いつか精神的に参ってしまうのでやめた方はいいです。
短期間のトレードは、毎日値動きをチェックしつつ、その都度売買の判断を迫られます。
ヘタするとずっとPCに張り付いて値動きを見ることになるので、ある意味労働しているのと同じ状態に陥ってしまうのでおすすめしません。
ある程度放ったらかしにしておいて、自分は自分の本業をしっかりこなす方が効率的ですし、精神衛生上よいかと思います。
④ トレンドだけで投資先を選ばないこと
トレンドに乗っている投資先に投資してもいいですが、流行り物は注意してかかりましょう!
投資の世界では、流行しているものに投資したとしても既に手遅れということがよくあります。
例えば株式の場合、テレビなどで話題になっている商品やサービスは、既に市場に多く出回っている状態で、その企業の業績も既に伸びていたりします。
当然、株価も既に高値になっていたりするので、そこから更に株価が上がるかは別問題です。
旬のあるものは、高値でつかんで安く手放すことにもなりかねないので要注意です。
そのトレンドが短期的なものなのか、それとも長期的なものなのか考慮し、どのタイミングで手放すのかもしっかり計画を持ってから投資するようにしましょう。
⑤リターンを急がないこと
早く利益を得たいという一心で、ハイリターンの投資先を選んでしまいたくなりますが、当然ながらリスクも大きいので要注意です。
自身の知る限り、ローリスクハイリターンという投資は残念ながら存在しません。「世の中うまくできているなか〜」と関心してしまいますが、実際そうなのだと痛感します。
自身もハイリターンが狙える株式に投資したことがありましたが、高いリスクに耐えきれず大抵失敗しています(笑) 欲に目がくらむとダメですね。
リスクが低いものはリターンも少ないのですが、それでもコツコツと積み上げていく方が結果的に大きなリターンとなっていることが多いです。
株にしても不動産にしても、よほど目利きの能力が高くないと短期間で大きい利益を得るのは難しいかと。
投資について、真剣に勉強して経験を積み重ねるつもりがないのなら、急いで儲けようと思わないのが懸命です。
おわりに
今回は資産運用で失敗しないための心得をまとめましたが、初めて投資で資産運用するなら、少なくともこれら5つのの心得は知っておいた方がいいかと思います。
基本的には低リスクでの長期投資がおすすめですが、最初は投資信託から始めると投資そのものが理解しやすいですし、比較的安心して資産運用を続けることができます。
まずは投資のプロが運用する投資信託で初めてみて、投資や資産運用についての知識を得ながら、楽しく資産運用してみてはどうでしょうか?
投資信託について詳しく知りたい方は下記の関連記事をご覧ください。
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