水槽のライブロックに住み着いた有害生物を駆除するため、ライブロックを一旦デスロックにしました。すごくいい感じにデスロックが出来上がったので、ライブロックをデスロックにする方法を解説したいと思います。
誰でも簡単にできるので「ライブロックをデスロックにしたい」という方は参考にしてみてくださいね。
ライブロックをデスロックにする理由
「なんでわざわざライブロックをデスロックにするの?」って思う方もいるかも知れないので、今回ライブロックをデスロックにした理由は、ライブロックに有害な生物が大繁殖してしまったことです。
大量発生したカーリーとヘビガイを駆除
その有害生物とは「カーリー」と「ヘビガイ」です。
実はカーリーは特別有害な生物ではないらしいのですが、一旦繁殖してしまうと一気にカーリだらけなってしまうので、水槽の見た目によろしくありません。
個体数が少なければ、「アイプタシアX」や「カーリーキラー」などのカーリー駆除剤を使えばオッケーですが、忙しいからといってしばらく放置しておくと、知らない間に水槽内は見事なカーリー畑へと変貌をとげます。
ヘビガイは水槽内に透明の粘膜のようなものを出して微生物を捕食するらしいのですが、ヘビガイの粘膜はサンゴには有害らしいので、このヘビガイも駆除したいところです。
ヘビガイは直接効果のある駆除剤は売っていないので、手作業で丁寧に除去しているアクアリストさんもいるようですが、自身のような面倒くさがりはそんな作業はいちいちやってられません。
カーリーもヘビガイもライブロックに大量に発生してしまったので、一気に撃滅する方法を考えた末、ライブロックをデスロックすることにしました。
ライブロックをデスロックにする方法
ライブロックを水槽から取り出し、屋外の日当たりのいい場所に2週間ほど放置しておいたライブロックを用意しました。この時点で既にライブロックの生物は完全に死滅してると思います。
ただ、このままではよからぬモノが残っていそうなので、熱湯でも殺菌します。
鍋にライブロックが浸る程度の水を入れます。ライブロックが大きすぎる場合は、ハンマーで叩き割って適度なサイズに調整しましょう。
一旦沸騰させて、お湯が吹き出さい程度に火を弱めて30分ほど煮込んでいきます。煮込む時間はテキトーですが、しっかり殺菌するつもりで。
煮込んだライブロックからは、いい感じの出汁が・・・。決してこの出汁で料理などしないように(笑)
煮込んだライブロックは鍋から取り出し、いよいよ最終段階。日当たりのいい場所で2、3日天日に干します。
石灰藻も微生物も消滅しましたが、カーリーもヘビガイも完全に撃滅することができました。
これでクリーンなデスロックの完成です! ああ〜スッキリ!
出来上がったデスロックは、このまま水槽の再投入。そのうち石灰藻が付いたライブロックに戻ってくれることを期待したいと思います。
おわりに
今回はライブロックをデスロックにしましたが、有害な生物は個体数が少ないうちから対処するようにしたいと思います。
「今は忙しいからまた今度・・・」という感じで水槽を放置するのはやっぱりよくありませんね。これからは普段から水槽の様子をしっかり監視します。反省 反省。
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